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カテゴリ: マンガ
あなたを汚したくないのに我慢できない…!! 男ばかりの花魁館・洲浜の壱星は、 かつては可憐な容姿でナンバー1の売れっ子花魁だったが、 今やすっかりゴツイ大男に成長。 当然、ご指名ゼロの日々が続き、館では完全に厄介者扱い。 それでも壱星が館に居続けるのは、 幼い頃出会った初恋の相手との再会の日を夢見ていたからで・・・!? 前回「春待蝶戀歌」に続いてみろくさんです。 いやぁ これはいい! 大満足です。やばいです。ぐっと来ました。ツボに来ました。狙い撃ちです。 大きいのも小さいのも、みんなもうめっちゃ可愛いし、話の方も申し分ない。 春待~が微妙だったので正直あまり期待していませんでしたが、 これはやられました。いい意味でがくっと裏切られました。すごいいい。 amazonでも楽天ブックスでもレビューが無いのが不思議なくらい。 さてさて肝心の内容についてもろもろと徒然に・・・ まず、舞台の花魁館・洲浜というのが素敵すぎるのです。 少年ばっかり集めた花魁館なわけですが、もちろんみんな超美少年。 みろくさんの描かれる、超絶可愛い美少年ズ。 それが、それだけでもすごいのに、それに加え!!! 少年が少女のように着飾るのが洲浜なのです!!!ビバ和装!!! 表紙でもわかるように、バリバリに和装です。 これでもか!といかにも「花魁」な感じに飾り付けられた(でも化粧はしないよ) そんな少女風少年たちが、きゃぴきゃぴとじゃれているってなんて萌えなのかと。 ええ、皆すんごく仲良しなのです。上下の煩わしさとかも全くなしです。 かわいい子犬たちが、わわわーーっとじゃれあっているようで堪りません で、↑のような子犬たちの中に一人毛色の違うのが…っていうのが、主人公の壱星なのです。 昔は売れっ子だったのですが、一人すくすくと育ちすぎてしまい。 ええ、壱星ってのは表紙のごっつい人です。 まあ確かに、金持ちの男性達(お客様)は、 きゃぴきゃぴの少年との夢を見に行くのだし、彼は選ばないだろうなぁ。 で、そんな彼が待ち続けている「もう一度会おう」と約束した相手って言うのが、 表紙のもう一人、ちっこい少年なのです ちなみにこの子、これでも結構すごい絵描きさん(階級も実力も)です。 決してこの子まで売られてきて云々……という話ではありません。 会いに「お客さん」としてやってきて、無事再会するという、 ここまでは割りとサクサクと進みます。(ダレなくていい感じです) この二人の話に、現ナンバーワンの話と、 館長(という言い方しか思いつきませんでした…凹)の背景が知れるお話の、 大きく3つが収録されています。色々な角度からこの館が見れて面白いのです。 特に、最後のお話が印象的でした。 ひょうひょうと経営しているようで、実は…… この館だけで完結しそうな物語設定だと思っていたら、なんと国の政治のお話まで。 多くのページは使われませんが、何があったかを明示する描写で、 少ないページでがっつりと内容が把握でき、彼の過去と思いを痛いほどに感じさせられます。 押し付けがましくないアピール方法で、そしてこれだけはラブラブもない彼のお話です。 うん、個人的には大好物です。 最後になりましたが、今回の受けもまたツボでした。 (※以下、怒られそうな表現をしております) 受け子さんってば、狩野派とかそんな感じの、そんなところの直系の人で、 ごめんなさいよく理解していませんが、とにかく、 姿は可愛いけれど中身はしっかり大人な「先生」なのですよ。 一人称も「わたし」なのですよ。しっかりものなのですよ。かつ、受!(ツボ) えーんと泣きつく壱星をよしよしと撫でるのですよ。ちっこいのに!(ツボ2) そして受け子さんのために壱星ったら花嫁修業しちゃったりします!(ツボ3) ああもう、たまらない。たまらない。たまらない…… ・・・ ・・・ おっと! ツンツンなナンバー1とそのお客様とのラブラブ話も好きですよ♪ こちらはキャラといい「王道」な感じで、これもまた良しな感じでした^^ 安心してキュンキュン読める素敵なお話でしたよ~! 攻がとってもかっこよくって、かつ金髪♪カラーで楽しめないのが残念ですねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月27日 21時39分20秒
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