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カテゴリ: マンガ
内容紹介 出会った瞬間、壱河光夫は市川光央の“目”に殺された。 同じ名前を持つ、二人の男たちの愛憎の向かう先は――? 『ダブルミンツ』のその後を描いた、描き下ろし『雨』を加え、 話題の作品がついに単行本化!その他、短編『温室の果実』も同時収録。 収録作品:「ダブルミンツsecret1」「ダブルミンツsecret2」「ダブルミンツsecret3」「ダブルミンツsecret4」「ダブルミンツsecret final」「温室の果実」「雨」(描き下ろし) 痛ーい。すいません痛いです。もうやめて! って感じでビクビク読んでました。だって痛いの苦手なんだもんさ。 いやまあ苦手っていうか、読む時を選ぶっていうか。 ぐおーって何かがぐるんぐるん体中で暴れているような、 そんな元気な時以外に読むとしんどいから難しいのです。 で、普通のむしろちょっと元気ない時に読んだからモロ来ました。 攻と受の狂気まみれの複雑思考と、 だーれも間に入れない濃密な執着っぷりが重くて良し。 二人でセットだから、読んでいて「片側になりたーい♪」とか思えないの。 あくまで私はあの二人をガラス越しに見るだけの存在って感じで、 安易にキャラに同化させてくれないの。そこがたまらない訳です。 ちなみに単体としては学生時代のみつお(攻)が激しく危険! 黒髪ちょい長、一見物静かそうなのにいじめっ子ー!! いや、性格の悪さは怖いから近寄りたくないタイプですが、 見た目は非常に好みなのでぎゅんぎゅん煮えたぎる恋心って感じです。 成長後はすっかり格好いいというより可愛いになりましたけど。 そういう意味では成長後はミツオの方が好きだなぁ(見た目が)。 まあ彼はみつおほど変わっていないので、学生時代も変わらず好みですけど。 でも、やっぱり学生時代はミツオよりみつおなんだ。うん。 しかしミツオの切れ具合が怖い。いや、凄い。 学生時代にみつおによって「犬」としての位置を与えられたミツオは、 犬としてみつおの暴虐に絶えながらも、みつおへの好意を深めていく。 でもって、ただ従い、暴力を受けるだけでは飽き足らず、 進んでみつおを怒らせてより強い感情を向けて貰おうとしちゃうんですから。 序盤なかなか無気力でなんというか腑抜けな雰囲気を漂わせていた分、 その狂気が目立ちます。会社でもめっちゃ無難に生きてきましたって感じだったのに。 暴力世界に身をおくみつおの方は、ある種真直ぐに不良街道走って来ました。って、 逆に素直な感じなのに。比べると目立つミツオくんのあの怖さといったら…! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月07日 17時59分09秒
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