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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
カテゴリ:YOGAのこと
私をヨガのインストラクターにしてくれた
インド人のヨガの先生は インドとオーストラリアで23年の間ヨガを教えてきた先生です。 その先生が数日前、スイスにたちました。 空港から Thank you for everything!Keep in touch! と電話をくれて、旅立っていきました。 ヨガは先生の生活そのもの その先生からは、ヨガだけでなくて、本当に本当にたくさんの大切な事を学びました。 先生はずっとオーストラリアの永住権をとりたかったのですが 年齢のこともあり、難しかったようで あきらめないぞ、、とは思っていたものの 一度その強すぎた思いを手放したのだそうです。 そうしたら、ある生徒さんが、タスマニアで先生のビザのスポンサーになってくれることになり 先生は、このままビザをとってオーストラリアにいれる!!!と喜んでタスマニアにでかけたのでした。 そしてその先生は、タスマニアでも地元の新聞にも何社かに紹介され ヨガクラスは忙しくなり、先生も一生懸命、生徒さんにヨガを教えていたのでした。 私はマイクとタスマニアにも行って、その様子を見ていたので 本当によくやっていたのを知っています。 なのですが、、、 休みもほとんどなく、1日中ヨガを先生が教えていたのに 家賃とスタジオ代はスポンサーの方が出してくれていたのですが 先生にいっさいのお給料が払われていなかったのでした。 ですが、ヨガの先生は 自分はインドで貧しい子供達を助ける、、、というプロジェクトがあって そのためにオーストラリアにいて、資金を貯めたい、、という目的があるのだから きっと大丈夫。 それ以上に、僕はヨガを人に教えるのが本当に好きなんだ、、、。 だからHAPPYだ、、と。 私とマイクは何も出来ず たくさんの差し入れと微力ながらも寄付をしてメルボルンに帰ってきたのでした。 そして1年に2回、スイスでもヨガを教えている先生なのですが そのことは最初から伝えてあったものの スイスから帰ってみるとタスマニアのその会社は スイスに2回も行かれては困る。もうここでヨガを教えてくれなくてもいい。。 と言い出したのでした 彼は話あいの席をもうけたのですが そのスポンサーになってくれた会社は 何よりも利益の方に目がいってしまった、、とのこと。 そして彼がビザを欲しがっていたのを良く知っていたので ビザのためなら何でもしてくれるだろう、、と思ったようだったのでした。 そして結局、彼はタスマニアを出ることになったのですが、 タイミングよく スイスでヨガを教えた大富豪の方が ヨガの先生の指導するヨガをとっても気に入って 先生を専属のヨガインストラクターとして雇ってくれることになったのです スイスにも年に2回行ってもよい、、という条件付で、、、。 そしてそのビザまちのために、メルボルンにいたのですが その間にこっちでもスポンサーになってくれる会社もみつかり オーストラリアのビザも大丈夫になりました 結局、一時期大変に見えたことが、すべてより良い方向へと進んだのです。 落ち着くまで、かなり色々と不安もあったのでは、、と思うのですが いつも朝早くから2時間メデイテーションをして、ヨガをして リラックスして過ごしている先生は本当にすごいな、、、と思うのです。 そして、そのときどんなに大変だと思うことでも 正しい行いをしていれば大丈夫、、 ということをみせてくれるのでした。 毎日、本当にシンプルな生活で たくさんのものなんて必要なく とってもHAPPYなのです 私のことをONE OF BEST STUDENTといってくれたのですが それはただ単に質問の多い生徒ということのような、、 それってヨガ的にはどうなの?どうするべき? などという質問にも丁寧に答えてくれるのでした。 家に来るたびにたくさんのヨガの本を持ってきてくださって、なかなか読み終わらない私なのですが、先生を見習うべく、いつもリラックスして笑顔で過ごしていきたいと思うのです。 そして、先生が一生懸命教えてくれたことを 少しでも多くの方にお伝えしていくことが 先生への恩返しにもなるのだと思い ヨガに来てくださった方へ感謝の気持ちを込めて 先生の教えをお伝えしていきたい、、と思います。 長くなってしまいました。 読んでくださいまして、本当にありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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