同時通訳電話機は役に立つのか
今日のYahoo!ニュースによると、2011年から2015年には、「同時通訳機能が付いた電話の一般化」が予想されるらしい。一応留学生である身として、ひとこと。。同時翻訳機能なんて役に立たん!!理由。例えば日英同時通訳機能がついた電話があったとしよう。その電話によって通訳されるのは、「正しい英語」から「正しい日本語」へ、そして「正しい日本語」から「正しい英語」へ、だ。要は、教科書に書いてあるような、そんな言語のやりとりだ。日本人の一体何%が、「正しい日本語」の「共通語」をしゃべるのかね、えぇぇえ?!「あ、じゃー、またかけるね、ばいばーい」とか言ったら、「アジャー股書ける寝売買」とかにコンピュータに変換されて、それを翻訳されたりするんだぞ、きっと。更に疑いを強めて言おう。アメリカ人の一体何%が、「正しい英語」を話すとお思いですか、えぇぇええええ!!!??"I was like, em, a big mess, you know, like..and she goes, 'gonna kick your butt! you idiot!' and I was like..."こんな文章がどんなふうに同時通訳されるのか気になるところではあるけれど。更に更に、ここで言う「正しい英語」は、多分白人の中流階級以上の人が「話そうと思えば話せる」英語なんだろう。はっきりいって、ヒスパニックの英語と、アフリカン・アメリカンの英語と、インディアンの英語は発音も文法も違うし、南部と南東部と西部でも全然違うのだ!!と、力説してみたところで、更に現実的な問題を提起。仮に同時翻訳電話機が最高に機能して、それが一般に普及したとして、どれだけの人がそれを使う機会があるのかな??