鎌倉の時間　傍らにある音楽

さて、うだるような暑さで毎日バテバテだ。渋谷や代官山を歩いているお洒落なお兄さんだって、葉山や鎌倉のビーチを高そうな犬を連れて歩いているインテリ親父だって、家に帰れば、パンツ一丁でダラダラしているに違いない。僕もそれに近い格好でこのブログを書いている。

今日は、はっぴいえんどの「街角ろまん」収録の「夏なんです」を聴いてみた。これも大好きなBE THE VOICEさんが先日の藤沢ライブでカバーしていたので、レコード棚から引っ張り出した。

日本では夏の歌というと、ビーチで水着の美女とアバンチュールみたいな、いかにも爽やかな歌が多いけど、この「夏なんです」は、ただ田舎のあぜ道で蝉が鳴いてて、入道雲が綺麗みたいな、どこにでもある夏の風景を歌った、飾り気がない、とってもゆるゆるの曲なんです。僕らの夏って本当はこんな感じなんだよな。