帰路、松山にて(2008年5月6日)
バスは1時間半ほどかけて松山の街に入りました。(JRバス代 \1,340)さすがに一六本舗の店は目立ってる。丘の上に見えるのは松山城ではないでしょうか!バスの中からきょろきょろしてます。JR松山駅前にバスが到着して、その足で観光案内所に向かう。松山のガイドマップはないかな~と見ていると、案内所のおじさんが「道後温泉は夜10時まで開いてておすすめですよ。電車もたくさん出ているし。」とおっしゃる。しかし、今日は道後の気分ではない(道後温泉も過去2回は入った)ので、駅前の【キスケの湯】に向かいます。東京の女の子に教えた手前、どんなだったか自分でも確認しておきたかったのです。スーパー銭湯の雰囲気ですが、天然温泉らしいです。550円払って、入場。「大きな荷物はフロントに置かせてください」とお願いすると、従業員の女の子が「お杖を先にお預かりします」と丁寧に杖を持って行ったのでちょっとビックリ。お遍路さんの利用客もあるので、慣れているのかとても感じが良かったです。杖・菅笠・リュックを預けて、お風呂へ♪ジェットバスやサウナ、日替わり風呂は『ローズヒップの湯』などお風呂も色んな種類があり良いです。シャンプーやボディソープも完備。タオルさえ持参すればOK。ジェットバスで筋肉をほぐし、ローズヒップの赤いお風呂でアロマテラピー効果もあり大満足!風呂から上がってお腹がすいたので、レストランをのぞきますがあまり食べたい物がない。それでフロントの係員に「再入場はできますか?ちょっと外出したいのですが・・・」と尋ねます。名前を言っておけば良いとのことで、荷物も置いたまま松山の町へ繰り出します。お風呂に入って元気になったので、中心街まで歩いて行きました。目指すは大街道アーケード。家から持参したガイドブックのコピー片手にぶらぶら。気になっていたのが【労研饅頭】お店の外壁に城が・・・。炭酸饅頭のような、蒸パンのようなこの食べ物。いろんなフレーバーがあるようですが、夕方過ぎていたのであまり種類がなく私が買ったのはうずら豆と黒大豆。これは帰宅して翌日の朝に食べたのですが、レンジで温めたらふっくらモチモチしてすごく美味しかったです。松山城の方へ歩いてみると、洒落た通りになっています。素敵な赤レンガ造の喫茶店があったり、雑貨やさんがあったり。城を見にいくには時間も遅いので引き返して、いろんなお菓子をバラで買いたかったのでデパートの地下へ。定番の【坊ちゃん団子】そして最近はこんなのも出ているらしい。【マドンナ団子】こちらの三色はブルーベリー&ミルク&カフェオレで、モダンなお味の組み合わせ。のんびり買物していると、閉店のアナウンス。え?まだ夜の7時なのに・・・。松山の三越は19時閉店でした。(梅田の大丸なんて21時くらいまで開いていた気がしますけど)デパートを追い出されてまたアーケードに戻ってくる。そして【ロバのパン】というお店で蒸しパン(黒胡麻)を買う。これも朝ご飯にレンジで温めたらふわ感が戻ってきて、美味しかったです。蒸パンや饅頭は、お遍路の時のおやつにもちょうどいいなと思いました。小さい買物ばかりして、お待ちかねの夕食。ガイドブックに載っていた郷土料理のお店に行ってみます。メニューも色々ありましたが、名物の五色そうめんを使った『ふくめん』セットを注文。メインの『ふくめん』は五色そうめんの上に玉子・でんぶ・絹さや・しらす・そぼろ・椎茸・ねぎなどがきれいに盛り付けてあり、麺つゆをかけて食べるぶっかけ素麺です。宇和島あたりでも食べられる料理のようです。他にはじゃこ天や伊予寿司、伊予柑など。バラ寿司は寿司酢に柑橘系を混ぜているようで、爽やかで香りがよく気に入りました。お店も素麺の販売も兼ねた店舗で落ち着いていて、女性一人でも入り易い雰囲気でした。店内にはるるぶや雑誌も置いてあって、食事をしたあとはるるぶを眺めたりしてゆっくり過ごしました。帰り道、郵便局のポストに大ウケ。ポストの上にまでお城が・・・・。その向うにはライトアップした観覧車が見えて、気分良くまた松山駅に歩いて戻りました。キスケの湯の大画面TVで時間までTVを見て、ちょうどいい時間に駅に行きます。GW6日間を四国で過ごし、大満足のうちに夜行バスに乗り込みました。次は久万高原の45番から続きます。早く続きを歩きたいなぁ・・・・・・・。※GWの道後温泉はすごい混雑だったようです。キスケの湯にして正解でした。GW中はとにかく「宿が取れない」と聞いていたのに、そうでもなくて(貸切の日が3回もあった)ちょっと???な旅でした。連休中の注意点は、宿は事前に確保する。観光スポットは混雑するので避けるか時間をずらす、です。あと宿によりますが、GW中は特別割増し料金になるので確認が必要。