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カテゴリ:栃っ子レモン更新
奄美ネットHP内で連載されている ドタバタ都道府県マンガ「栃っ子レモン」ですが 番外編が第23話まで公開されております☆ 20話「遅れたハロウィン」で登場のナマハゲさんでありますが ただ今「ユネスコ無形文化遺産」に申請中との事。 しかしながら、既に登録済みの「甑島(こしきじま)のトシドン」 (鹿児島県)とナマハゲが類似しているとして 今年は登録が見送りになったそうです~悲し~。 今回登録が見送られたナマハゲは、来春の追加提案を予定している 「和食」と併せ、13年秋以降の登録を目指す方針だそうです。 登録が期待されますね。 27日の審査では 「佐陀神能」(島根県)と 「壬生の花田植」(広島県)の2件の登録が認められていて これで日本の無形文化遺産は、合計20件となりました。
☆なまはげの基礎知識♪ なまはげは、秋田県男鹿半島の伝統芸能です。 半島の村々の小正月行事として受け継がれてきた行事で 大晦日の晩や新暦1月15日に行われる事が多いといいます。 「なまはげ」という呼び名の由来は数々あるそうです。 主な物として 昔、冬に囲炉裏にあたってばかりいると出来る低温火傷を 「ナモミ」「アマ」などとといい それを剥いで怠け者を懲らしめる行為を「ナモミ剥ぎ」と呼んでいました。 これが変化して 「なまはげ」「アマハゲ」「アマメハギ」「ナモミハギ」などと 呼ばれるようになったとも言われ、この行為は 災いを祓い、祝福を与えるという意味ももっていたと言われています。 ざるでつくった鬼面をかぶり、腰蓑風のものを巻き付け 大きな藁沓を履いて鬼のように仮装するのは有名ですね。 なまはげ達は、木製の包丁・金棒・鍬を持ったり、箱の中に 小さな物を入れてカラカラと鳴らしながら家々を訪れます。 鬼の数は村によって違いますが 夫婦二匹、子鬼が入って三匹、青鬼夫婦を加えて五匹の例もあります。 一般的に、赤面がジジナマハゲ・青面がババナマハゲとされています。 なまはげが入口で奇声をあげると 「泣く子はいないか、親の言いつけを守らぬ子はいないか、怠け者はいないか!」 などと叫び、子供を震え上がらせます。 家の主人は、羽織袴でなまはげを迎え入れ、酒や餅で丁重にもてなします。 この事から、ただの戒めだけではなく、年の境に訪れ 人間に祝福を与えに来臨する神様の姿を示しているとも言われています。 しかしながら~2008年のお正月には、こんな不祥事もありました <2007年の大みそか 秋田県男鹿市の温泉旅館の女性浴場に「なまはげ」が乱入。> なまはげに扮した若者が、複数の女性の胸などを触るなどし 騒ぎを起こしていました。 なまはげ役は、年末に帰郷していた若者。 訪問先で振る舞われたお神酒でかなり酔っていたとの事。 過疎化が進み、こういった若者に頼る形が多くなっている様で きっと、伝統行事の意味合いや重要性などが分からないまま 参加したのでしょう。 問題を起こしたなまはげが所属する町内会は 温泉郷でのなまはげ行事への参加を3年間禁止したそう。 無形文化遺産には、後世に守り伝えるべき世界各地の民俗芸能や 口承文化が選ばれます。 ただの観光目的の行事ではなく 「伝統文化」としての芸能をしっかりと受け継いでいかないと 「ユネスコ無形文化遺産」への登録の意味合いも 軽い物となってしまいそうです。 日本に古くから伝わる伝統芸能が、国際的に認められ 後世へ残っていって欲しいと思います。 なまはげ版ラスカルvかわいい♪
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