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テーマ:今日 何飲んだ?(924)
カテゴリ:お酒
昨日も別の会社の営業マンがやって来ました。
今回紹介されたのはブランデー カミュ イル・ド・レ XO イル・ド・レはフランス大西洋岸ラ・ロッシェル沖合いのレ島で 栽培されるユニ・ブランという品種のブドウ100%で、島内唯一の蒸留所で 作られ、島内のセラーで熟成されてるブランデーです。 去年紹介され、うちでも一本仕入れてあったのですが 毎回プロモーションが面白い。 去年紹介されたのは このレ島で採れる天然海塩も有名で、ブランデー自体も 塩を感じる味わいという事で、この塩をなめながらブランデーを飲んでください というものでした。 残念ながら手違いがあり、うちの店にはこの塩が届かなかったのですが ここのマスターブレンダーも「コニャックのアイラモルトだ!」と言っているんだとか。 そして今年のプロモーションはというと・・・ なんと、このブランデーをフリージングさせて飲んでください。 というのです。 今まで、樽熟成させたウィスキーやブランデーは必要以上に冷たくしてしまうと 香りが損なわれてしまう。という事を学んできた自分たちにとって 酒を作っている側の人間がそれを提供する事にまず驚きました。 しかし聞けばレ島では普通に行う飲み方で 冷やす事により、スパイシーで辛口の個性が際立つと。。。 それならばまずやってみましょう!という事で さっそく店にあるイル・ド・レを冷凍庫の中へ。 そして今日仕事前に試飲してみると。。。 ありなんだな、これが。 思ったより香りは損なわれておらず 口に含むと確かに力強いんです。 これから暑くなってくると、どうしても茶色いお酒から 離れていってしまう時にこんな提供の仕方は確かに面白いな、と思いました。 今やうちの店では夏の定番になっているラフロイグのソーダ割りも モルトが好きな自分たちにとっては、ちょっと驚きな飲み方でした。 (何年も前の話ですが・・・。) 絶対お酒はストレート!なんて肩肘はらずに 季節に合った、お客様の気分に合った飲み方を提供して行きたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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