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田舎の雑木林で楽しむ!

田舎の雑木林で楽しむ!

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March 13, 2008
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カテゴリ:雑木林を楽しむ!

アカマツの根元

  昨日、Hさん宅の雑木林の話をしましたが、その続きです。Hさんは、雑木林にたくさん生えているアカマツの根の周りの落ち葉を、熊手を使ってきれいにしています。たくさんアカマツが生えていますので、それだけで大変な作業です。お話しでは、落ち葉を取り除いたとたんに、動物たちの足跡が多くなり、グチャグチャに土が乱されているのです。おそらく、イノシシ、シカ、キツネ、タヌキなどの動物が、土の中のミミズや昆虫の幼虫を食べにきているのではないかと想像できます。落ち葉が邪魔をして、動物たちが土壌中の生きものを見つけることができなかったのではないかと思います。これもすごい現象ですね。
  Hさんたちは、アカマツの周りの落ち葉をよけているのは、ゆくゆくはマツタケを生やしたいと思っています。マツタケは、貧栄養の土壌でないと生えませんので、とにかくこれまでに貯まった落ち葉を削り取るようにして取り除いているのです。若い頃に山でたくさんのマツタケを採った記憶があるそうで、それを夢見ているのだそうです。ホントにマツタケが生えるかなあ??

クヌギの木肌

アカシデの木肌

  もう一つ目を引いたのは、雑木林に生えている樹木の木肌の美しさです。上右は、クヌギですね。この地方ではクヌギはあまり見られないので、珍しく思いました。アベマキよりもシワのきめが細かく、黒っぽい色をしています。左は、アカシデの木肌です。絣の着物の生地のような模様が、なんとも美しいですね。いぞれも高木の育つ樹木です。
  下は、コナラの根元を写したものですが、たくさんの穴が開いています。おそらく、カミキリムシのような昆虫類が樹液を求めて入り込んだ穴でしょう。こんなにたくさんの昆虫の穴を見たのは、初めてです。キツツキ類が、好んで木に住み着く昆虫類をつつきだして食べるのでしょう。

虫に食われたコナラ

 

 

  Hさん宅の雑木林は、面白いことがたくさんありますね。






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Last updated  March 18, 2008 08:59:57 AM
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