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カテゴリ:木工などを楽しむ
ついに昨日、わが家の竹塀が完成しました。思えば、苦労の連続! 山から杭や柱になるヒノキの間伐材を下ろしてくる作業、裏山から竹を切り出し、竹を洗って立子を作る作業、防腐剤をすべてに塗る作業、石だらけの土に杭を打ち込む作業、柱の間にタルキを取り付ける作業、そして最後に押縁と玉縁を取り付ける作業です。最初の作業から一月くらいかかってしまいました。
杭を打つ作業も、土の中に大きな石が入っているので、まっすぐに打ち込めません。そのため、柱が大分曲がってしまったところもあります。タルキを渡して柱に取り付け、それにあらかじめ穴を開けた立子をビスでタルキに取り付けます。 最後の押縁と玉縁を取り付ける作業は、豊田のYさんの独壇場。見事な段取りと手さばきで、押縁と玉縁を取り付けていきます。 押縁というのは、タルキやビスを隠すため、玉縁はてっぺんに取り付けて雨をはじくためです。それを、シュロ縄で縛っていくわけです。その縛り方が難しいのです。下の写真の結び方を、飾り結びというのだそうです。しっかりと見ていても、難しい縛り方でボクにはできません。というわけで、その取り付けはYさんの独壇場と言ったわけです。頭が立ててあり、実に見事な飾りですね。
植木屋さんが本式に作るとこんな風にやるんですね。手間隙をかけて美しいものを作る職人技に感動しました。目に見えないいろいろのところで、さまざまな工夫があるのですよ。 こんな美しい竹塀は見たこともありません。この村にも竹塀を作っている家は見たことがありません。おそらく近所でも評判になると思います。 竹の工作物は、3,4年もすると腐ったり汚れたりして、当初の美しさが失われてしまうのです。問題は、どれだけ持つか、という耐久性です。 防腐剤を塗りましたので、かなり長くもつとは思っていますが・・・・。 とにかく、皆で完成を祝ったのでした。Yさんに感謝!!!
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Last updated
May 16, 2008 05:09:38 PM
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