みんなヴァカンス中
ついにゴールデンウィークですね。みなさま、どのようにお過ごしですか?フランスも連休です。みんなヴァカンス中。とはいっても、私は休んではいられません。雑誌は連休があっても出版されるものですからね。このヴァカンス期間に4名取材させて頂ける方を探すのはけっこう大変な作業。誰かワードローブの取材させてよ。と、友人、知人に電話をかけまくっても「なぁーにぃー?今ヴァカンス地にいるのよ」。チックショー!携帯電話の向こうには緑に囲まれた山や青い海が広がっていました。そこに、たまたま用事があって金曜日に電話をしてきたパリジェンヌE(おっ、そうだ。こやつがおった)用件が終わった瞬間に私「ねえ、ねえ、ヴァカンスにはいつ行くの?」パリジェンヌE「日曜日からよ。どうして?」私「お願い!明日取材させて」パリジェンヌE「午前中ならいいわよ。全然問題ないわ」あー、良かった。これで一人ゲット。金曜日の夜、カメラマン手配OK、ラフコンテOK、取材ノートOKと、まるで点呼を取るように確認準備して安堵の睡眠に入る。そして土曜日の早朝、けたたましく電話のベルがなる。なーんか、不吉な予感。パリジェンヌE「ごめーん、急に昨晩パリを発ったの。戻りは7日なんだけど」オー!ノン!山でも海でも、みーんなどっかへとっとと行っておしまい!というわけで、私はただいまピンチに落ち入っております。やっぱりパリジェンヌは気まぐれです。こんなことはしょっちゅうあることなので、慣れているとはいえ、あと二人取材させてもらえる人を(まだ二人しか手配できていない)この誰もいないパリの中から探さなければいけないかと思うと気が重いのであった。今夜はゆっくり眠れるかしら?