ル・クルーゼの古いお鍋
私の著書「コレクショヌール」でもご紹介させて頂いているマイヤさんは、古いル・クルーゼのお鍋のコレクターです。窓辺に並べて、そのフォルムの美しさを楽しんでいます。横長デザインのものは「コケル」というシリーズで1958年にアメリカ人のレイモンド・ローウィによって製造されたもの。丸いコロンとした形のものは1972年の「ママ」というシリーズです。ずっと憧れていたのですが、パリの蚤の市でたまに見かけるものの、けっこうな高額で手を出すことができませんでした。そして先日、ようやく見つけることができたのがこちら。イエローカラーは希望していたグリーンとは異なりましたが、かなりかわいいです。しばらくはパリの家に飾っていますが、秋口には商品としてCoquetteで販売する予定です。暖かいスープをベースとしたお料理にいかが?と言いたいところですが、こういうレア商品はマイヤさんのようにインテリアとして楽しむのが正解かも?