テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:偏見、差別、高慢
バスに乗らないと駅までいけない、そんな郊外に住んでいます。
乗るバスが決まっているので、バスで乗り合わせる人も同じ人々です。 男性女性、高齢者、小さな子ども、障碍のある人、外国人、様々な人が乗っています。 そこでいつも乗り合わせる若い男性。 障碍のある人が乗ってくるとジロジロ見るんです。 ジロジロ見ることはとても失礼なことだと思います。なぜ、ジロジロ障碍のある人を見るのでしょうか。 自分とは違う身体の特徴を持っているからでしょうか。 ジロジロ見られる人の気持ちを考えていないのではないでしょうか。 その様子を見ていてとても不愉快なのですが、口で注意をしても押し問答になるだけだろうと思い、その男性をわたしはジロジロ見ました。 ジロジロ見られるということがどれだけ不愉快なことか分からせようとしたのです。 そしたらその男性、顔をポッと赤らめました。 ちが~う、そういう意味じゃない。 そんな毎日が数ヶ月過ぎたある日、いつもジロジロ見られている障碍のある人がバス中に聞こえる声で言いました。 「人の体を見るんじゃないよ」 それ以来、その障碍のある人はジロジロ見られることはなくなったようです。わたしの知る限りでは。 本当に不愉快な日々だったと思います。このように声をあげられる人は少ないのではないでしょうか。 人の嫌がることをしない、ちょっと思いやりをもって他者と接するって事がどれだけ大事か深く考えた出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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