カテゴリ:建築&ナショナルトラスト日誌
昨年末、アメニティ2000の主催で、 弓張美季さんのピアノリサイタルが大阪の綿業会館で開催された。 今日から数回に分け、その模様と会場の建築をご紹介。 綿業会館は、日本の折衷様式建築を代表する建築だ。 様式建築の習熟を示すものとして高い価値がある。 昭和期の近代建築として、関西で初めての国の重要文化財に指定(2003年)された。 イタリアルネッサンス様式の玄関ホール 銅像は遺言による会館建設の出資者、故岡常夫氏(東洋紡績専務取締役)。 外観パース 地下鉄御堂筋線、本町駅から約5分の場所にある。 玄関風除け室の内側のドアハンドル 毎月第四土曜に一般公開(予約制)されるが、普段はクラブ会員や関係者以外は入れない。 玄関ホールの列柱 綿業会館は、ドラマのロケにもよく利用される。 現在放映中のNHK 連続テレビ小説「芋たこなんきん」にも、たびたび登場する建築だ。 再度、玄関ホール中央のシャンデリアを望む 綿業会館は昭和6年、日本綿業倶楽部の建物として竣工し、翌年元旦に開館した。 設計は渡辺節氏で、ヘッドドラフトマンは村野藤吾氏が担当した。 まだまだ続くよ~!! 次回をお楽しみに♪♪\(^:^)/☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 5, 2007 11:43:50 PM
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