カテゴリ:建築&ナショナルトラスト日誌
外壁に繊細な装飾の施された、ルネサンス調の窓。 サッシュは時代を感じさせる重厚な鉄製フレームで、軽やかにデザインされている。 外壁には、2階部分よりも上に茶褐色のレンガタイルを使用している。 一見すると、ニューヨークの古いアパートのような外観だ。しかしディテイルに 繊細な装飾を配していて、やはりルネサンス期イタリアのパラッツォを彷彿させる。 街の一角に、時代を感じさせる重厚な存在感を醸し出す一方で、 全体としては、内装に比較してシンプルにまとめていて、周囲から浮いていない。 この外観、専門的には、コロニアルスタイルを加味した近世復興式 (ルネサンスもしくはネオルネサンス様式)と呼ばれる。 玄関のある西側ファサード 日本綿業倶楽部の表札部分。 2003年、国の重要文化財に指定された。 エントランス全景 中央に風除け室のシャンデリアが見える。 玄関風除け室に入って、シャンデリアを見上げてみた。 直線的装飾を多用した外扉に比較して、 さらに流麗な曲線で鉄の装飾が施されたエントランス内扉と欄間。 さぁ、いよいよ入館!\(^:^)/♪何だか、どきどきしてきた… 華麗なる様式美の世界にようこそ! つづく☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 7, 2007 11:38:03 PM
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