カテゴリ:建築&ナショナルトラスト日誌
また綿業会館の続き(談話室の最終回) 【建築費】 綿業会館竣工と同じ年、昭和6年秋に復興建築された、大阪城天守閣の建築費は47万円。 日本初の鉄筋コンクリート造天守閣として、最先端の技術と意匠を凝らして築造され、 平成の大改修を経て、現在もなお燦然と聳え立つ、大阪城天守閣☆ 対して、綿業会館の内装設備を合計した建築費の総額は、その3倍以上。 147万円だったそうだ☆☆☆ (ちなみに天守閣に広大な大阪城公園の整備建設費を総合計しても、約70万円だ。) 【内訳】 綿業会館の、建物のみの建設費は、58万6千円。 内装・調度のみに、建設費をさらに上回る、60万円以上が掛けられたそうだ。 綿業会館が、どれほど贅沢な建物なのか、実感いただけただろうか? (まともな感覚を遥かに超えていて、フランクにはプチ理解不能。(笑)) 談話室入口から、ウォールタペストリ、暖炉を望む 日本綿業倶楽部、歴代会長の肖像。 図書室へ上がる階段と、談話室の入口。 奥に玄関ホールのシャンデリアが見える。 階段の手すり欄干下端の装飾 意匠を凝らした手すり欄干は、オール真ちゅう製? つづく~\(^:^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 27, 2007 07:14:51 AM
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