カテゴリ:建築&ナショナルトラスト日誌
いよいよ会員食堂☆ その前に、またちょっと外観編。笑 この外壁のデザイン、 専門的には「コロニアルスタイルを加味した近世復興式」というそうだ。 簡略して、ネオルネサンス様式と呼ばれる。 挽き物の欄干装飾や壁面上端部のギリシア式エンタブレチュア(帯状の梁装飾)など、 ルネサンス期イタリアのパラッツォ(宮殿)風のオーダー(古典的意匠配列)になっている。 この様式は別名、アメリカンボザールとも呼ばれる。 アメリカンボザールとは、 パリの総合美術学校(エコール・デ・ボザール)で学んだ米国の建築家たちにより 19世紀末から20世紀前半にわたって、アメリカに大流行した古典様式である。 故に、ボストンやニューヨークなどのレンガ壁の古いアパートをも髣髴させるが、 同時に、パリをはじめとた欧州では定番の、典型的なルネサンス様式ともいえそう☆ 例えばヨーロッパ系ブランドショップの店構えなど、今やお馴染みのデザインかも~ つづく~(^:^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2007 06:13:52 PM
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