確かな想い
人々が 心を閉ざすようになってしまったのは いつからなんだろう 今 すべてのものが宇宙に直結しているということを 思い出すことのできる人は いったい何人いるだろう 与えられたものを つめこむために いつも からっぽにしておくことで 生きていることを主張し そうしないことを 微笑ながら残酷に非難する 多いものが正しく 少ないものが間違っている 星から そのメッセージを受けとることのできる人は いったい何人いるだろう 宇宙から その想いを感じとることのできる人は いったい何人いるだろう 宇宙の一部であることの大切さを 大変な煩わしさと勘違いして 楽な方向へ逃げながら それを苦労だと嘆きちらす愚かさ 精神が高揚することによって雨は下降するのだと その神秘的な出逢いのたびごとに 新しい想いが生まれるのだという事実を 心から喜び合えるといいのだけれど