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テーマ:本のある暮らし(3316)
カテゴリ:林檎的ということ
私が彼を殺した 東野 圭吾著
エディション: 文庫 価格: ¥ 730 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 これは、袋とじの解答が間違っている(笑), 2006/5/6 犯人未告知小説第2弾の解答付き第2弾。 企画自体は本作家の新境地にして究極の野心作。すごい、の一言。 だが、書評家? の人と編集者は反省すべき。この文庫。それともこれを見越した上での敢えての、ミスリード? おそらく著者本人(東野氏)はこの解決に絶対に納得しないで、西上氏と出版社の編集者レベルのミステリ読解力に苦笑いしているに違いない。 はっきりいうと、犯人は簡単だ。状況・動機とかからも容易だし、タイトルをよんで一発確信。のボクの考える犯人(もう言ってるようなモノ)。はあの人。教えてあげてることに気づかなかったら、きちんと説明します(ネタばれなんで:関連サイトも洗脳されたごとく間違えの中で議論を進めている・・所詮その程度か? 決して探偵には慣れないね。と思っちゃう) 出版社の人は東野さんに失礼だと思わないのかな? 再読してきちんと理解してください。ボクごときで一読で確信できるくらい、簡単というか文芸ミステリーに近いモノ。である。新古典派純文学ミステリー作品と位置づけるのが正解。と考えます。西上氏はジョークでこの解答を作ったと考えますが、本気ならミステリー舐めすぎ。 と、あじり気味ですが、著者の方が肩を落として欲しくない為、敢えて書いてます。だってリスクしかないしね(笑)。 と、スキャンダラスな作品。なので必読。ボクの知ってる編集部では担当外でも当然のように前作が話題になっていた。くらいの業界人・業界志望者・文学部関連者・本好きなどなど必読。 でも、祝直木賞受賞!! あっぱれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年05月19日 09時19分52秒
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