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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:林檎的ということ
One piece (巻41) 尾田 栄一郎著
エディション: コミック 価格: ¥ 410 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 子ニコ・ロビンの物語, 2006/4/18 世界政府から追われること20年。一見麦わらの一味やワンピースという作品自体内ではそれほど重要なキャラクターではない、ように流してきたニコ・ロビン。その長くサプライズな物語の中枢である”ワンピース”という海賊たちの至宝。へのイントロダクションとしての今巻。 ストーリーは幼き頃より考古学者だったニコ・ロビンのストーリー。 そして、”権力”という名の行き過ぎた狂った正義とその中に確実に存在する”だらけきった正義”という名のもうひとつの正義の貫き通し方。すら示唆する、ストーリー展開のプロットの打ち方の秀逸さ。 ワンピースをマルチプルエンディングにして欲しいくらい。 また、テクニックという面では、ストーリー創作学的に世界文学と双肩以上と看て日本を代表することになるであろう、ワンピース、という作品自体を感じさせる。 私見ではニコ・ロビンファンは衣食住以上に重要。また、悲しいストーリーに垣間見た ”あなた達(未来の子供達)の生きる未来を私たちが諦めるわけにはいかない” という、普遍的であるであろうメッセージ。著者を心からリスペクトできる。マンガを読まない世代、もうマンガなんか読んでる年ではない世代、って垣根の無くなるボーダーレスへの布石にもなるのでは? 偏見や自己規制的な不自由みたいな享楽にも”マンガ”を入れられるに価する、本著巻。必読!!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月29日 04時11分00秒
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