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カテゴリ:歴史・史跡
先日NHKの何かの番組で、木下恵介監督の映画作品が日本だけでなく海外でも高く評価され始めているとの報道がなされていました。木下監督と言えば二十四の瞳等で有名な監督ですが、実は私、映画好きではありますが彼の作品はあまり見たことがありませんでした。
NHKの番組では解説者が「当時の日本は戦中戦後で苦しい状況にあり、多くの日本人が我慢して生きていたが、そんな胸中を皆で愚痴を言い合って生きていける「共感」できる空間があった」と・・・。今の日本も生活が安定せず希望が持てない市民が多く、木下監督の映画に共感する人が増えているとのこと。 本日TSUTAYAやDVDショップをいくつか回りましたが置いているところはありませんでした。予約して何作品か見てみようと思っています。 さて、1月ということで正月にちなんで神社の話題を。宇都宮の隣りの真岡にある大前神社の紹介です。 ↑大前神社は1500年有余の歴史を誇る延喜式内の名社で、ご祭神は福の神様の大黒様と恵比寿様になっています。 ↑この神社ですが、武将平将門も戦の勝利を祈願し、太平記に見える坂東荒武者・紀清両党の芳賀氏が崇拝し、天正16年には平家物語(大前神社本)を神前に奉納されたそうです。そして、二宮尊徳大人も 当社のみそぎ所に籠もり大前堰を改修し、茨城県にもおよぶ大事業を完成させたようで、歴史的にもご利益のある神社のようです。 ↑境内には御神木のような大きな木が・・・。 ↑スダジイというブナ科シイ属の常緑広葉樹のようです。比較的温暖な地域に生育する木のようで、寒さの厳しい栃木でここまで大きく育っているのは珍しいかもしれませんね。 ↑絵馬が色々飾られていましたが・・・、もうお気づきでしょうか?この場所を訪れたのは2年前。かなり古い写真となってしまいました。 ↑この神社が有名なのは、この「日本一えびす様」があるからです。地元の有志が大前神社に奉納した御神像だとか・・・。平成元年12月9日の夜に、本社である大前神社より事代主神(恵比寿様)の御神霊を分ける分詞祭が催行されたそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.20 16:14:07
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