プチ夏休み5
前日に、おじさまと飲んだくれてしまって、いささか二日酔い。おじさまは、でぶっちょで、とてもやさしい人で、お父さんみたいな人。嫁に行けと言わないのは、おじいちゃんとおじさまだけ(笑)ママちゃんが離婚して私を実家に連れて帰った頃には、まだおじさまが大学生で、もう、本当に可愛がってもらったけ。おじさまが私は大好きで、いつも朝、起こしに行ってたの。おじさまは胸毛がすごくて、もちろん下の方まで続いている。へそ毛もすごくて、よく綿埃がたまっていた。私は、そのたまった綿埃を取るのが楽しみで、毎日起こしに行っていた。今、考えただけでも、身震いしそうよ(笑)おじさまは、岡山にいた時に、事業に失敗して、逃げるようにして東京へ行った。でも、頑張って、頑張って、本当に頑張って、いまじゃ、どこから見ても、金持ちおじさま。顔は掛布みたいで、お腹は狸みたいなんだけれど。だから、この日の夕ご飯は、横浜プリンスで鉄板焼き。17,000円のコース。一平は(いとこ)さらにお肉を増量。なんだかよさげなワインを、おじさまと2人で2本空けてしまった。私達の部屋には、ものすごくイケメンなシェフがついてくれ、地下ということで、景色は望めないものの、私にはさらにいい風味付けとなりました。おじさまと、おばさま、一平と私で、多分10万は超えていたな、余裕で。ほんとに、頑張ったなぁ、おじさま。感心しながら、ワインを飲み過ぎて、テンション高くなりすぎと、一平に怒られ、さらには小遣いをねだられた、しかし楽しい夜でした。