私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

仲間由紀恵とかにも会えちゃうんじゃないの～！？

っつーことで、
もうね、これがメインと言っても過言じゃないくらい
前日からワクワクドキドキしながら
待ち遠しくて長い夜（実際にはオヤスミ三秒だったけども・・・・）を経て
やってきましたよ。
安芸の宮島。

つうか、その前に、私は『秋の宮島』だとずーっと思ってて、
広島は紅葉だし、秋が一番って事かーって信じて疑わなかった。
んで、広島に着いて、『安芸』って字をよく見かけたんだけども
私、『あんげい』って読んでましたから。
まあね、「あんげい」って何だろう・・・・とは思ったんですけどね。
多分・・・なんらかの工芸品かなって。話まとまってた。
『安芸』を『あき』って読むって知った時には
泡吹きそうになりましたからね。
一人旅でよかったーって。うっかり、口にする相手がいなくてよかったーって。

で、宮島と言えば、泣く子も黙る厳島神社。
ある人が言うには、海に浮かんでるみたいだよって。




あれ？って。
ちょっと根元見えてるんじゃね？

で、くるっと振り返ってみたら





ほんと、大きい声じゃ言えないけど・・・・・

















浮かんでなくね？






海に満潮と干潮があるってのは盲点だった。。。。。。


まあね、到着した時はまだ、鳥居らへんは浮かんでたんですよ。
それがあれよあれよとね・・・・・・。
境内を歩いてるうちに



海水のすばしっこさったらなかった。
近所の野良猫だって、こんなにすばしっこくない。

でも、ある人が言うには
それはそれで、趣があるんだよって。
満潮の時は眺めるだけのところまで
歩いて行けるんだからって。

確かに。
あるときは、水があるのに
あるときは、歩るく事ができるってのは
不思議だなって思う。
それはそれで、ある意味ラッキーなのかもなって。


でも、私は、水に浮かぶ厳島神社が見たかった。

だって、仲間由紀恵は、水に浮かぶ厳島神社を歩いてだよー！って。


ほんと、海をなめてた私が悪いんだけどもね・・・。
ちょっと口を尖らせながらも
鳥居の近くまで行ったり来たりしてみたんだけどもね。

近くで見ると意外に荒々しい鳥居も
鳥居や境内の足についてるフジツボを見ることも
そして、そのフジツボにびびって二度見したことも
きっと思い出に残るんだろうなーって思う。
思い出ってのは、意外と「あれ！？」や「え～！？」って事が
焼きついて残るものだから。

んで、鳥居を行ったり来たりして
ふと看板が立ってるのを見て



なんで？って思った。
なにがあかんの？って。

ケチじゃなくてエコ？
はたまた
エコじゃなくてケチ？


ぼんやりしながら、少し座って海でも眺めるかなーって。

そしたら、宮島には鹿がいるんだけど
これまた、人になれてるんですよ。
触ってもね、全然逃げない。
むしろ、自分から寄って来るから。
で、私も「かわいいー！！」なんて思って
バンビみたいーとかつぶやいて
目を細めて、優しい視線を送ってた。




地図を敷いてその上に座りながら。

そしたら、鹿さんってば、私の方によってくるじゃないの！
んまー！って。
もうムツゴロウのように、うれしくなっちゃって
触ろうとしたら、なんかね、視線がおかしいんですよ。
あれ？って。
私の目はもう少し上だよーって。
確実に、お尻の辺りにね、向かってきてた。
はて？って思う間もなく
座ってる私を鼻で押しどけて、地図食べてましたから。。。。
私なんか、コロンって転がってましたから。
大人なのに。

もうね。恐怖。
さっきまでの、優しい気持ちも一瞬にして飛んで行って
こいつに私自身も食われる！って思った。

余りの恐怖で
「地図食べられたー」って東京のみんなにメールしたら
みんな口そろえて
「紙食べるのはヤギ！」って。

だからね、私思った。
あの鹿ね、多分ウルトラマンみたいに着ぐるみ着てたんだと思う。
で、チーッってチャックを開けると
ヤギが出て来る仕組みだと思う。

で、そんな事件の最中
鳥居を盗み見したら



見えすぎでしょ？
いくらなんでも・・・・。

さて、気を取り直して
岩国の錦帯橋へ！




これはよかった。
もう、足取り軽く、アップダウンで
スキップしながら、渡りましたからね。
なにこれーって。

そんな私の気分とは別に
天気は下り坂。

渡り終わる頃には
ゴロゴロ・・・・ポツポツ・・・・・・

傘がない・・・・・。。。

キョロキョロ、オロオロですよ。
雨宿りできる場所を探して・・・・・



有り得ない場所で雨宿り。

痛恨の一人旅・・・・・・。。。。。


おいでませ、山口。