出会い系伝説(小夜姫風)
朝からいい天気です。多分ね、雨男、九州に帰って来てないね。結界ね、聞いた。玄界灘でね、弾き飛ばされたと思う。さてさて、唐津2日目です。『佐賀県唐津市の小夜姫伝説、恋人との別れに嘆き悲しみ、最後は石になってしまった伝説。』っつーことでね、もっと恋愛のこと考えて行こう^!っつーのがね、日頃のあたしのテーマですからね。鏡山は欠かせませんねっつって、やってきました。何々、鏡餅ー?えー山ー?鏡山ー?とかね、小夜姫?あ!等々力に住んでる小夜ちゃんのことー??とかね言っちゃった人はとりあえず、玄界灘を遠泳してこいって事なんですけどもね。この鏡山から臨む、虹の松原は凄かった!見てこの海の青さー!見てこの松林ー!!えっと・・・。確かにね。ちょっとね、画像悪いよねー。手前の緑ー?とか思われると悲しいかものがあるんですけどもねー。奥のね。奥の緑の方だかんね。虹の松原。ね。で、この虹の松原の真ん中辺りにねちっちゃい、家みたいのあるわけ。これねー。あたしねー。ほんとねー。虹の松原、すげぇなって思った。ほんとね、あの松何本ー?とかっつって、一本一本数える気力もあった。でもねー。もしあれが民家だったらあの家に産まれなくてよかったなって・・・。友達とかもさ、おめぇんち行く時、方位磁石必要じゃーん?とかってね、言い兼ねない。夜遊びに関してはね完全に無理。日が落ちたら、方位磁石持ってても多分、道に迷うかんね。痛恨の野宿。あたしは、鏡山から見下ろす感じ。それが良かとよー。この後ね、やっぱ、唐津っつったら、唐津焼きっつーことで窯元に連れてきてもらったんですけどもね。まず最初に驚いたのはこれ。これね、木こりもびっくりですよ?この量の蒔きの量をこさえるのにね、どれくらい掛かったかっつー話なんですよ。絶対ね、手に豆作って、来る日も来る日もガッコンガッコンやってる子がいたんですよ。田舎のお袋に一人前の姿を見せたい!つってね、夢を胸に出てきたわけ。窯元に弟子入りしたわけ。それが、まさかの蒔き割りですよ。ちゃんとね、逃げ出さずに乗り越えられたかっつーね。それが心配。でも、次の瞬間その横に適当な感じにおいてある壷に600,000円っつー値段が付いてたときにはこれにうっかり触れて壊してしまいそうな自分が心配でした。寄らんじょってー!触らんじょってー!因みにこれは登釜と言うそうです。ちょっと柱が邪魔なんだけども登ってることは確かです。こん釜が茶碗一個500,000円とかのものを作り出すから、頭が下がるっつーの。その茶碗になる前はこんな感じです。または、芸術は爆発です。この後、福岡に移動したんだけどもー。唐津から天神までのバスの中も喋り倒しです。でー。唐津の女王の従兄弟の店にやってきました。店っつってるけどもねーただの小料理やとかと違いますかんね。飲み屋とかでもないかんね。寿司ですよ。シースーですよ。これがさーほんと、むしろあたしが玄界灘を遠泳します!って言いたくなるくらい美味しいわけ。どだっ!!!このね、アナゴとかすげぇよ。あたしはアナゴはあんまり・・・。とかって言う人ね「奴寿司」のアナゴを食べてから物を言えっつーの!東京⇔九州をバスで往復っつーことを笑われながら(あたしも満更じゃないって顔)根性だねって言われて(あたしは満更じゃないって顔)いい気分で楽しい時間を過ごしてたらあっという間に帰りのバスに乗る時間が迫ってきた。仕事してるときなんてあんなに、時間の進みを出し惜しみしてるくせにさっ!!!今、ここで、こんなに早く進むことないじゃないの!!!って言いたいけど誰に言ったらいいのかも分からない。お土産まで包んでもらって後ろ髪引かれる思いで店を出た。奴寿司のおばちゃんがあたし達が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。どんどん小さくなるおばちゃんがたまらなかった。あたしは、もう既に泣きそうだ。隣で歩く、唐津の彼女を盗み見た。次はいつ会えるかな。あたしは胸いっぱいで聞くことができなかった。追伸:福岡に訪れた際は 天神から西鉄大牟田線で7分。 大橋駅で下車。 『奴寿司』に是非訪れてください。 白身魚ももちろん、アナゴは絶品です!