近況報告
先週 火曜日~日曜日まで 私だけ実家へ戻っていました。父の容体が悪く、妹ができたら早めに一度帰っておいた方がいいかもと連絡をくれたからです。母は父の事が気になって 病院へ泊まりこむようになり、母の身体が心配だったこともあります。主人が後で後悔することのないようにと仕事もすぐに帰ってこれるようにできるからと送り出してくれました。子供たちも前回よりかなり長い私の不在でしたが、ちゃんと言い聞かせていたからか「いつ帰るの?」とか「早く帰ってきて」というような甘えを一切言わず、頑張ってくれました。父はここ1カ月程腫瘍熱のため40℃近い熱が続いているところへ肺炎を併発してしまい、意識のないような状態が1週間以上続いてました。私が戻る前日から追加されたステロイド剤が効いたようで熱は下がりましたが、お薬の時間が少しずれたら熱があがってきたり、せん妄が起こったり、薬が薬をよんでものすごい数の薬を服用しており、厳しい状態です。抗がん剤もあまり効果がでなかったため、緩和の方向になりました。両親は病気のことを詳しく理解しておらず、どこかで見聞きする“再発転移もきえた”みたいな事を思い描いているところもあります。もしかしたら、私が今元気で過ごしているので同じように回復すると思っているのかもしれません。なかなか現実を受け止めるには、病状の進行がはやいし、毎日の看病が精一杯なので仕方ないのかもしれません。私は父が咳で苦しんでいたり、熱でうなされて「助けて」と言っていたとか聞き、今どんな痛みでどんな思いをしているのだろうと考えるだけで涙があふれます。こうして離れて生活をして、子供と過ごしていると、普通に過ごしている自分が、いつものように笑っている自分が、看病の手伝いをできない自分が、しっくりとくる表現が見つからないんだけど。。。申し訳ないような気持ちになっています。母の話を聞いている時は、娘になっている私が父の元へ行きたいと思い。。。子供たちを見ると母になっている私が、今の生活を心配している。身体が二つあればなぁ。。。と、できもしないことを思ってしまいます。私にできることは少ないのだけど、痛みが少なく、そして今の状態が少しでも長く続いてくれることを願います。父の病室から見えた大きな虹。携帯の画像なのでわかりにくいかな?2本見えました。消えそうになってはまたくっきり見えたりを繰り返して、長い間見ることができたんです。翌日の新聞にも載っていました。いいこと、ありますように。。。お正月、みんなで過ごす事ができるといいな。。。 今日はコメント欄を閉じておきますね。