コメ話つづき
冷夏、コメ不足の年、タイ米やらカリフォルニア米がそこらにあふれ、国産米は品薄の上に値がドンドン上がった。
そんななか、店舗で接客サービスをしない安売りの「ジョウナンデンキ」のめいぶつ社長が
ジュラルミンのアタッシュケースに札束を詰め込んで、自ら秋田県は大潟村へコメを買い付けに行った。
大潟村は埋立で大規模に水田を開発して入植者を募ったは良いが 、国の政策が減反に転じて減反に応じない農家はコメのマーケットを自分達で開拓しなければならなくなった。
そこへジョウナンデンキである。
この社長、いつも儲けさせてもらっているお礼と言って、自分の電気屋で、買い付けてきたコメを普段どおりくらいの値(このコメ不足で高騰した価格でない)で売った。
売名とか言う人もいたが、ナカナカやるなぁと思ったものだ。
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