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ハッピー&ラッキーな日々

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2009年12月13日
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カテゴリ:ファミリー

(こちらのお話はシリーズとなっております。前回および関連記事を未読の方はこちらからどうぞ♪)


今回の日光めぐりでは、Kちゃんが楽しみにしいていた二荒山神社、そして世界遺産でもあり、観光名所でもある輪王寺や日光東照宮等も拝観しました。

日光は修学旅行以来だったのですが、今回は歴史的な知識も当時よりは増えていたので、色々な場所を感慨深く拝見させて頂きました。  

特に、逍遥園の中にある宝物殿は、私の中ではとても印象深かったです。  
天海大僧正が家康公、家光公と並んでいる絵が飾られていたり、天海の人物画が掛け軸として飾られていたり、天海の御遺訓の全文が飾られているのを観られてとても嬉しく思いました。  

そして、素晴らしい社殿群やが並ぶ中、外で私の目を一番引いたのは、まるで天使が集うかのような明るい黄色に染まった1本の木でした。

美しい紅葉で名高い日光にあって、その木はひときわ目立つ美しさでした。

 

 

楓(ふう)
Kちゃん撮影:楓(ふう)の木とうちの家族

 

 

楓(ふう)という木だそうです。

あまりの美しさに写真を撮ろうと思ったら、神職の方がこの楓の木を撮影されていました。脚立を立て、本格的に撮影されていたので、ポスターやカレンダー、絵葉書などに使われるのかな、と思いました。  

撮影の邪魔にならぬよう、楓の木を眺めながら、撮影終了を待ちます。
撮影が終わると、神職の方が話しかけてきてくださいました。
そして、この楓の木にまつわるお話を色々とお聞かせ下さいました。  

この楓の木は日本には自生せず、中国・台湾が原産地とのこと。中国では、宮殿(天子の住まいの屋敷)内にだけ植えられたそうで、高貴な珍木・秘木として扱われているそうです。

八代将軍徳川吉宗がこの木の由緒を知り、中国からこの楓の木の苗を3本を取り寄せ、将軍の住む江戸城、日光東照宮境内、上野寛永寺境内のそれぞれに植えられたとのこと。

そして時が経ち、昭和天皇が日光の楓の木の状態を知りたいとお調べになられたところ、幕末にはすでに枯死していたことが判明。

そのため、昭和天皇の御聖慮により、皇居吹上御所の楓の実が日光東照宮に贈呈されたそうです。  

その後、東照宮がこの楓の実を植物の専門機関に発芽、育成を依頼され、見事苗木の育成に成功したとのこと。
私たちが見た美しい楓の木は、この時に育成された楓なのだそうです。  

楓の実はとても小さく、また昭和天皇のご下賜による楓の実の発芽・育成依頼ということで、専門機関には相当なプレッシャーとご苦労があったそうです。  

帰宅して調べてみたところ、楓はマンサク科の落葉高木で、漢字の「楓」は本来この楓(ふう)を指すそうです。
日本で「かえで」と読むのは慣用で、楓(ふう)とカエデは葉の形状が似ているだけで、全くの別種なのだそうです。      

 

楓の葉と実
無料素材から頂いた楓の葉と実。
トゲトゲした形の実は柔らかく、中に細かい種子が入っているのだそうです。

 

私は楓の木に出会う前、色んな意味で重みを感じる相輪とうで手を合わせ、少し心がズーンとしていました。

前回の日記にも書きましたが「こんな読経や祈りを捧げたくらいでは、とてもとても供養しきれないくらいの魂がここに宿っている」そう感じていたからです。  

そんな重い気持ちをまだ多少引きずっていたときに、思いがけず、明るい黄金色に輝く貴重な美しい楓の木と出逢えたこと、そしてその由来を神職の方から詳細にお聞かせ頂けた幸運をとても有り難く思いました。  

見ているだけで、心癒される楓の木。
この木との出逢いは、私の魂にとっても大きな癒しになったのだと思います。

「過去を引きずってばかりいないで。前に進めば光り輝くものに出会えるから」

そんな言葉を貰ったような気がしました。

 

(続く)

 

本日もお読み頂きありがとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております四つ葉






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最終更新日  2009年12月14日 02時54分28秒
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