我が家の食生活
コメント欄やお電話で「食」についてのリクエストがあったので、今日は我が家の食生活について書いてみたいと思います。今までにも何度か書いていると思うのですが、我が家はゆるゆるのベジタリアンです。「その、ゆるゆるって、何?!」と突っ込まれそうなので、まずはゆるゆるの由来から。厳密に言うと、ベジタリアンにも分類があるそうです。肉類や魚介類・甲殻類を排除したのみの「ラクト・オボ・ベジタリアン」から、それに加えて卵・乳製品・蜂蜜を排除した「ヴィーガン」まで、可食物で振り分けたベジタリアンの種類でも4種類あるのだそうです。で、我が家はというと。大雑把に言うと「 ラクト・オボ・ベジタリアン」に近い食生活です。食材として肉類や魚介類、牛乳を積極的に購入することはありません。でも、卵やチーズ、蜂蜜を食べることはあります。これは、私が昔からお菓子作りが大好きだったこと、そして家族全員がスイーツが好きなので「基本的に食事で卵はとらないけれど、お菓子なら食べちゃう」という暗黙の了解?があるのです。日頃の食事はかなりヴィーガンに近いものです。基本的な食事のパターンは「旬のフルーツ」→「生野菜」→「雑穀入り玄米」&「加熱した野菜料理」です。でも、パンや洋菓子を食べることもあります。また、外出先でお魚を出していただいたときは、有り難く食べさせて頂いています。ということで、ゆるゆるのベジタリアン、と自分たちでは言っています。では、何故我が家がこんな食生活になったのか、ということをお話させて頂きますね。元々私は、野菜と果物(と甘いもの)があれば、全然苦にならないタイプでした。でも、主人はお肉大好き人間でした。だから、主人に合わせて、食卓にお肉が登場することもしばしばありました。ですが、私が重症の花粉症だったことで、ある時「玄米とお水、お茶しか摂らない」という食生活を10日ほど続けたことがあったんです。すると、3日目には花粉症が大幅に改善され、アトピーの症状もみるみるよくなっていったんです。これには私は勿論、主人もビックリ。(@@)さらに、娘が軽度ではあるのですが多種類の食物アレルギーがあることが発覚。(今すぐに出てくるのだけで、卵、牛肉、牛乳、まぐろ、大豆、小麦、カニ・・・)加えて、主人がヒーラーの故山村幸夫さんの本を読んで「俺、もう肉は食べなくていい」というようになったのです。そんなことが1,2年のうちに重なってあって「うちは、食事を改善しなさい、って言われている気がするね」という夫婦の会話もあって、動物性のものを積極的に食べることがなくなっていったのです。お菓子も、洋菓子系がぐっと減り、餡子メインの和菓子が増えました。(といっても、どら焼きやたい焼きなども頻繁に食べるので、やっぱり卵は多少食べてしまっているのですが。)面白いなぁ~、と思ったのが、こうしたことが本当に短期間で重なったこと。そして誰かに強制的に「やめなさい」といわれるわけではなく、私と娘は自分の身体が「食べないほうがいい食べ物」というのをわかりやすく設定して生まれてきていたということ。娘はデータで一目瞭然。とにかく「米と野菜と果物で生きなさい」って感じですよね。(笑)私の場合、身体が受け付けない食べ物を鼻や舌が感知するんです。お酒も全く受け付けないし、添加物がいっぱいの食べ物などは、においだけでダメだったりします。でも、美味しそうだなぁ~という誘惑に負けて食べると、すぐににおいが鼻についたり、舌に刺激を感じたり、さらにアトピーが悪化したりして、身体に症状が出てくるのです。こうして、だんだん食卓から動物性のものが消えていきました。また、天ぷら等の高温・油料理も自然に減っていきました。こんな食生活が続き、たまーに外で動物性のものを食べるとめまいや吐き気をもよおす身体になっていたのです。(@@)これは、自分たちも想定外だったので、ビックリ。「身体が本当に欲している食」と「身体が受け付けたくない食」というのを、ここ数年で身を持って体験させて頂いたなぁ~、と思います。アトピーや湿疹などの症状が出そうなもの、めまいや吐き気をもよおしそうなもの、強い発がん性物質の添加物があるものについては、理性で「食べないほうが良い」と判断していますが、「どうしようかなぁ~」と迷う場合は「これは食べてもいいものでしょうか?」などと上の方々に聞いたりして判断しています。ただ、やはり今のこの時代、食べることって大きな楽しみの1つだと思うのです。だから、身体によくないとわかっていても「どうしても食べたい」と思うものは、余程の理由がない限り「食べちゃいます。」(>その9割以上は甘いものです。笑)こういう時は「ああ~、美味しいぃ~~」と幸せを噛み締めるようにしています。こう思って食べるほうが、きっと身体にも良いはずですし、どうせ食べるなら幸せ気分を満喫したいですものね(そして、さらにここでスピリチュアルダイエットもすれば◎なのでしょうね♪)というわけで、我が家は今日もゆるゆるベジタリアンの食事を楽しみたいと思います。自宅での食事は、ほぼヴィーガン食。でも、ストレスが溜まるほどの厳密な制限はせずに、食べたいものは食べたいときに。そして、目の前に出して頂いた食は、余程の理由がない限り有り難く頂戴する。これからも、当分はこんなスタンスの食生活を続けるのではないかな、と思います。 最後に・・・「いただきます」という言葉は、生きている(あるいは生きていた)動植物の「あなたの命をいただきます」という意味から生まれた言葉だそうです。また、調理された食べ物は、調理した人の限りある時間(=命)を使って作って頂いたものです。目の前に出された食べ物を、有り難く、感謝しながら、美味しく頂くこと。どんなものを食べるかも大切だと思いますが、こうしたことがとても大切なのではないかなぁ~、と感じています。皆様の本日のご飯は何でしょうか?どうぞ美味しく、有り難く「命」を頂いてくださいね。本日もお読み頂きありがとうございました。皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております