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カテゴリ:ファミリー
ここ数日更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。m(__)m (こちらのお話はシリーズとなっております。前回および関連記事を未読の方はこちらからどうぞ♪) Kちゃんが地図に「ここに行きたい」と赤く印をつけたところに「慈眼堂」という場所がありました。 私はKちゃんから地図を見せてもらってはじめて「慈眼堂」というところを知ったのですが、そこは天海大僧正が眠っている場所でした。 私が教えていただいた情報によると、天海大僧正は私と同じ一族で、私の父が自分の未来を託した相手でもありました。(父は天海を霊障教育していたようです) また、亡き父が成仏した場所はこの地、日光だったそうです。 そして、日光に来るまで存在すら知らなかった「天海のお墓」に行くようにと地図には印がつけられているのです。ただただ驚きでした。 「ええーっ、天海のお墓って、ここ(日光)にあったの?!行く行く!そこ、絶対行く~!!」 驚きと同時に、何故、天海や私の一族に特に興味のないKちゃんが慈眼堂に印をつけて(くれて)いたのかとても不思議でした。 「Kちゃん、どうしてここに印付けたの?」 と尋ねたところ、彼女は何事もないような顔をしてこう答えました。 「え、どうしてって、ここ、行くんやろうなぁ~、思うて。」 さすが、京都の巫女様です。言うこと、やることが普通の人と違います。(笑) Kちゃん、本当にありがとうねぇ~。
Kちゃんはもう1つ行きたい神社があるということで、Kちゃんと娘は神社に、私と主人は慈眼堂を目指して歩き出しました。 ところが、すぐに見つかると思った慈眼堂がなかなか出てきません。 「あそこの角を曲がると道なりに坂になっていますから、そこをずーっと上がっていくと慈眼堂です。」 と言われました。 教えていただいた角を曲がり、道を進んでいきますが、先はまだまだ長いようでした。 駐車場が閉鎖される時間も迫ってきていたので、主人が機転を利かし 「一旦駐車場に行って車を取ってこよう。このままだと戻ってきたときに駐車場が閉まっているかもしれない。 慈眼堂はまだだいぶ先みたいだから、車で行く方がいいだろうし。」
方向音痴の私はひたすら主人の後を着いて行くだけだったのですが、私達のいた場所と駐車場はだいぶ離れていたようで、その後30分近く歩いたでしょうか。駐車場閉鎖の15分ほど前に無事駐車場に到着しました。 確かに、あの時主人が機転を利かしていなければ駐車場は閉まっていたところでした。(パパ、ナイス!) 車に乗り込み、来た道を車で引き返します。 「よく歩いたよなぁ~。」 そう思いながら進んでいくと、先程の坂道のところまで戻ってきました。 Kちゃん達と別れてから、だいぶ時間も経過していたので、とりあえずKちゃんに電話をすることにしました。 電話を切ってすぐにKちゃんと娘と合流。4人で山道を車で登っていきます。 くねくねとした山道を上がり、登りきった先の静寂の地に慈眼堂はありました。
私達は思いがけない光景を目にするのでした。(><) (続く)
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