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2009年12月29日
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カテゴリ:ファミリー

(こちらのお話はシリーズとなっております。前回および関連記事を未読の方はこちらからどうぞ♪)

(3時間ほど前に1つ前の記事を書いたばかりです。未読の方はそちらを先にご覧下さいね。)  

無事4時半までに大猷院に戻り、私にとっての今回の「過去を癒す旅」は終了したかに見えました。  

ですが、帰宅しても正直なところ「一族の無念の想いがほんの少しでも晴れたのだろうか」「Kちゃんが見た家紋の女性は今でも辛い思いをしているのではないだろうか」といったことが気になって仕方ありませんでした。  

特に同じ一族だったその女性のことを思うととても切なくなりました。  

ですが、そんな想いをYさんに伝えたところ、Yさんのブログで彼女の辞世の句を知ることになります。    


「西に入る 月を誘い 法をへて 今日ぞ家宅を逃れけるかな」    


今日ぞ家宅を逃れけるかな・・・
法をへて 今日ぞ火宅を逃れけるかな・・・    

(法=仏の教え、火宅=(仏教で)煩悩のやむときがなく、安らぎを得ないこの世を表す)

彼女の句を復唱しながら、ああ、今、彼女はちゃんと成仏している。心穏やかにこの世を去って行ったんだ。何故かそう確信しました。  

そして、Yさんに私の感じたことや想いを伝えたところ、驚くべきことに彼女からのメッセージを伝えてくださいました。(Yさんは高次元の存在や亡くなられた方ともコンタクトが取れます)    


「ご主人とお嬢様ととともに、明るく笑顔で日々を送ってください。それが一番の先祖供養です。」    


それが私に届けられたメッセージでした。このメッセージを私に届けるために、彼女は空に大きなサインを描き、それをKちゃんがしっかりと受け取ってくれていたのです。そうでなければ、きっと私は彼女の存在を気に留めることすらなかったでしょう。
 
届けられたメッセージを見て、私は目が覚めたような思いになりました。  

現世において、母が亡くなったとき「私が母に出来ることはなんだろう?」と思ったことを思い出したからです。  

母の魂が私に望むこと、それは「私の幸せ」それしかないと思いました。  

私が家庭を持ち、家族仲良く幸せに暮らすこと。日々を笑顔で幸せに過ごしている姿を見ること。  

母の魂が何よりも望んでいることはこれ以外にありえないと思いました。    


家族と共に、明るく笑顔で日々を過ごすこと。   それが一番の先祖供養・・・。    


そうか、母だけじゃないんだ。祖先というものは皆そんな想いなんだ。。。  


時の権力者に利用され、たくさんの命が奪われ、無念の想いを抱えた一族の一員として、何が出来るのか。

ずっとそう考えていましたが、これは私の一族のことだけではないのだと気が付きました。  

多くの方々が犠牲となったあの時代。きっと今生においても無念の想いを残している魂は至るところにいるはずです。

そして、戦国時代ではなかったとしても、無念の思いを残し、成仏されていない魂というのも数え切れないほどあることでしょう。  

こうした魂を本来の場所に導くために必要なことは・・・  

「子孫の幸せな姿を見せる」

ことなのだとようやく気が付きました。  


親や先祖の一番の願いは、自分の子孫が幸せでいることなのです。  

では、わかりやすい「子孫の幸せな形」とは?   それが  

「家族と共に、明るく笑顔で日々を送ること」  


なのだと理解できたとき、このことを多くの方に伝えなければ、と思いました。    

これは、すべての方の先祖供養に繋がるものなのです。  

私がこのシリーズを延々と書き続けた理由はただ1つ、このことを一人でも多くの方に伝えるためでした。    


「過去を癒す」つもりで出かけた旅は、「過去(や祖先)を癒す方法を知る」旅であり、「過去(や祖先)を癒す方法を伝える」旅だったのです。    


この旅を通し、私は遠い過去生の自分に出逢うことができました。
そして、当時の縁者と今生でも繋がっていることを知りました。  

でも、この旅で得た最大の気付きは、一族の「癒し」と「許し」に最も必要なものは、私達の日々の幸せな生活の中にある、ということでした。  
  

これで今回の「過去を癒す旅」のお話は終了です。    


最後に、ここで関係者の皆様に御礼を言いたいと思います。  

今回の旅のきっかけを作ってくれ、そして現地でもたくさんのお役目を果たしてくれたKちゃん、本当に感謝しています。ありがとうございました。  

日光へ行きたいという私の思いを二つ返事で了承してくれ、さらに運転手&僧侶のお役目を果たしてくれた主人にも心から御礼を言いたいと思います。本当にありがとう。  

とっても良い子に今回の旅に同行してくれた我が娘。ありがとうね。  

本当の史実、ならびに私の一族の本当の姿を教えて下さったGさん、ありがとうございました。Gさんが一族の歴史を伝えてくださったからこそ、今回の旅をすることが出来ました。  

そして、Yさん。たくさんのご教授ならびに天界からのメッセージをお届けくださりありがとうございました。Yさんからのご指導のお陰で、私は生涯のお役目を知ることが出来ました。心より厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。  

そして、今回の旅にあたって天界からサポートをしてくれた一族の魂にも心から御礼を言いたいと思います。  

最後に、この長いシリーズにお付き合いを頂きました皆様、本当にありがとうございました。  

今回は歴史的史実を覆してしまうような情報がたくさんあったことや、プライバシーのことも考え、天海以外の名前はあえて伏せさせていただきました。
そのためにイメージがしづらかったりわかりづらかった点も多々あったかと思います。大変申し訳ございませんでした。この場をお借りして心よりお詫び申し上げます。  

それにもかかわらず、こんなところまでお目通しいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。    

これから先、この記事のことは忘れても「家族仲良く、笑顔で明るく日々を過ごすことの大切さ」を生涯お心にお留めいただけましたら幸いです。  
 

皆様の明るい笑顔が、皆様の周りにいらっしゃる、たくさんのご先祖様と彷徨える魂の供養に繋がります。

それが、あなたの過去を、そしてご先祖様の癒しに繋がるのです。    


やっとやっと、このシリーズで書きたかったことを書き終えました。
ホッ。    

この不思議シリーズにお目通しいただきましたことに心より感謝しつつ、皆様が家族仲良く、笑顔で明るく日々をお過ごしになられますよう、心よりお祈りしております。    

ありがとうございました。      


「過去を癒す旅  ~日光~ 完」 

 

 明智平展望台






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最終更新日  2009年12月30日 05時45分48秒
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