6月と7月に、幼い頃からの憧れの地だった、南フランスを訪れることにしました。
植物の収穫時期に合わせ、6月は上旬、7月は中旬から下旬にかけて南フランスに滞在します。
南フランスの都市の1つ、グラースは芳香植物の生育に大変適した土地で、香りの都として世界的に知られている街です。
6月はダマスクローズやセンチフォリアといった薔薇がピークで、7月は南仏にしか咲かないワイルドラベンダーが収穫できる時期に合わせての渡仏です。
私がハーブに興味を持ち始めたのは8歳頃。
お小遣いやお年玉をせっせと貯めてはハーブと精油に注ぎ込み、愛読書はハーブや香りの専門書という小学生でした。(あれ?今とあまり変わらない??笑)
今思うと、人工香料の香りがとても苦手で、ナチュラルな植物の香りに癒されていたのだと思います。(笑)
そんな私にとって、グラースは長年、畏敬の地でもありました。
今回、親しくさせていただいているフランス在住のハーブ農家さんが、南フランスで伝統薬草療法を学ぶ機会を与えて下さり、迷いに迷って、清水の舞台から飛び降りるというより、バンジージャンプするような?!気持ちで、参加させていただくことにしました。
ずっと迷っていた私の背中を思いっきり押してくれた、Kさん。
「あなたがいかないで、どうするの?あなたのための企画でしょう?!」
と強力にプッシュして下さったこと、本当に感謝しています。
心配しないで行っておいで、と言ってくれた家族。
特に、娘の日々のお弁当作りまで快く引き受けてくれた主人には頭が上がりません。
そして「楽しんできてくださいね!」と声をかけてくださった、大好きなお友達や大切なお客様。
皆様お一人お一人に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
そして、目に見えない存在の方々からもたくさんのサポートを頂いていることを日々強く実感しています。
「家族を置いて、私一人で海外に行っていいんだろうか?」
「私一人で、こんな大金(←私比♪)を使っていいんだろうか?」
「ネットショップをこんなにお休みしてしまって良いのだろうか?お客様にご迷惑がかかりすぎないだろうか・・・」
ずっとずっと頭の中で巡っていたこれらの思い。
ですが、期限切れで更新したパスポートを手にした時に、数字からあるメッセージを受け取りました。
数字は「777」。
奇しくも、この777に気づいた直後に、また777を目にしたので「これは、メッセージに違いない」と思い、早速この数字の意味を調べてみました。
以下、その全文です。
777:おめでとうございます! あなたは、聖なる導きにじっくり耳を傾け、その叡智を実りのある行動に移しました。あなたは今、そのご褒美を収穫してます。あなたの成功は他人にインスピレーションを与え、助けることになるので、その調子で続けてください。
ちゃんと、聖なる声を聞くことが出来ていたのだろうか?
ちゃんと、実りのある行動にうつせていたのだろうか?
他の方へのサポートなんて、だいそれたこと、、、出来ているのだろうか??
そう思いつつも「ご褒美を収穫しています」という言葉がただただありがたくて、思わず目が潤んでしまいました。
大好きなハーブだけれど、私のお店にいらっしゃるようなお客様は、本当にコアな方ばかり。
西洋医学やケミカルな薬での限界を感じられた方。
より自然に沿う生き方を選択された方。
ご相談を受ける内容も軽く流せないものが多く、かといって医師でも薬剤師でもない私には出来ることは限られています。
そんな中で、自分自身のスキルアップの必要性を強く感じ、より深くハーブや植物について学んでいこう、と昨年末から積極的に講座やセミナーを受講しています。
ハーブや薬草を学ぶことは、ある覚悟と責任が伴うのだな、と強く実感している今日この頃。
生命力の高いハーブを手にされ、様々なご体調や症状が改善されたというご報告をいただくと本当に嬉しく思います。
その反面、体調不良は「生活や考え方を見直しましょう」という、大きなサインでもあると思っています。
ハーブやハーブチンキで症状が改善されることが大切なのではないのかもしれない。
そうした状態になったのは何故だったのか。
どうしたら改善されるのか。
そして、今後どのように生活していけば、健康的な体でいられるのか・・・
そうしたことについて、お伝えしたり、考えていただくことに意味があるのかもしれない・・・
微力なので、まだまだ全然出来ていませんが、最近はそんな風に思っています。
フランスでは、大好きな芳香植物にたくさん触れ、楽しみ、そして幸せを感じるだけでなく、そこで得た情報や感覚、経験をこれからの仕事に活かしてまいりたいと思います。
なお、大変恐縮ではございますが、渡仏中はメールやFacebook、楽天ブログ等も一切できない状態になっていることと思います。ご注文やお問い合わせ、ご相談などのお返事もすべて帰国後の対応となりますこと、何卒ご了承下さいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。