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テーマ:地熱発電を語ろう!(11)
カテゴリ:地熱発電
昨晩は、熊本県阿蘇市へ出張でした。
高速を使わずに、福岡→大分(日田市)→阿蘇と、山岳ルートを 選択しました。 しっかし、名古屋、大阪、神戸などの出張が続いてましたので、 疲れました。。。 復路は大分と熊本の県境にある、杖立温泉で一風呂浴びました。 週末でしたが、雨天に阻まれ温泉街はひっそりとしていました。 所々に、温泉の噴気を使った「蒸し所」があります。 この噴気の上に、籠に入れた玉子や野菜や肉を載せて蒸かすのです。 これが旨いんだよなぁ~ 無料で使えます。 温泉街の風景です。 まさに昭和の趣がそのまま残ってます。 しかし、後継者不足とPRの拙さで、客足が減っており1/3は廃業 しているようです。 深夜まで開けていたお店で、この周辺の温泉地などのお話しを聞きました。 当然、コーヒーしか飲んでませんがね。(笑) ある温泉地では、儲かったカネを別荘の開発に使い、そして大きな 風呂を旅館やホテルが挙って作ったため、自噴している湯では 間に合わず、ボイラーで沸かしているところもあるそうです。 かけ流しってことが出来なくなったわけです。 地熱発電の話しがその当時あったのですが、利権や枯渇が理由でそこの 温泉組合が断ったらしいのです。 使った噴気は冷却し地下に戻すサイクル型なのに、開発の遅れから 感情が縺れ推進していた事業者が、これらを理由に反対に廻ったそうです。 その後に、別荘開発に走り自分のところの温泉が枯渇し出したらしいのです。 開発をグズグズしていた電〇開発という会社もですが、温泉事業者も 目の前の利益に走ったことは否めません。 儲かった温泉地は泉源が枯渇し、昔ながらのここのような温泉地は後継者問題や 客足が遠のき衰退する。 なんとも皮肉な構図です。 大企業が更に深度の深い場所で高温水を探りあて、その熱水を温泉に 利用する方法もありますし、現在では高温な岩盤の熱で、低温で沸騰する 媒体を使ったバイナリー型の地熱発電もあります。 九州の熊本、大分、鹿児島は原子力発電数基分を確保できるほどの熱源が 存在しています。 大分では10万キロワット、すなわち原発の1/5の能力の八丁ヶ原地熱 発電所が稼動し続けてます。 職員は0人! 原発では数千人規模の職員が必要ですが、地熱発電は遠隔操作なんです。 ニュージーランドに出来る日本製地熱発電システムを使った発電所の操作は、 なんと日本から行なうそうです! 地球の反対側なんですよ! それに廃棄物処理なんて関係ありませんし、なにしろ二酸化炭素等を含め、 クリーンなのです。 太陽光や風力と違い24時間安定供給ですし、安全ですよね。 ようやく3.11後に、この地域では再び地熱発電の推進が進められようと しています。 今回は上手く話しが進めばいいなと思います。 なにしろ火の国熊本県では初めての地熱発電所になりますから(民間は除く)、 期待しつつ推移を見守りたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.19 19:41:44
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