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テーマ:少年&少女サッカー(888)
カテゴリ:サッカー指導
国技
あなたの国の国技は何ですか? このような問いに対してあなたならどう答えるでしょうか? もし、あなたが日本人なら「相撲」だと答えるのかも知れません。 考えてみれば、相撲の他にも日本には古来から伝わる柔道や剣道、弓道などがあります。 このような伝統ある国技を知らない日本人が果たして何人いるのでしょうか? 全ての日本人に直接聞いたわけでは無いので正式な数値では示せませんが、統計論的に述べるならば、限りなく100%に近い日本人がこの国技を知っていることでしょう。 サッカーに興味がある方なら、サッカー王国ブラジルの存在もまた知っていることでしょう。 同様の質問をブラジル人にしたならば、「サッカー」という答えが返ってきます。 つまり、ブラジル人もまた自国の国技であるサッカーを知らない人はいないと言えるでしょう。 国技と言うぐらいであるから、その国の全ての国民が国技を知っていることは何も不思議なことではないし、当たり前だとも言える。 しかし、「日本人の国技を知っている」と「ブラジル人の国技を知っている」とでは大きな違いがそこには存在したのである。 あなたは本当に国技を知っていますか? 日本人の多くは言葉として、存在として知っているに過ぎないのではないだろうか? 例えば、相撲や柔道、剣道、弓道のルールをしっかりと説明することができるでしょうか? きっと、多くの日本人が「NO」と答えることでしょう。国技であるにも関わらずだ・・・。 一方、ブラジル人にとってサッカーは生活の一部と言われるほど浸透しており、歩き始めると同時に、サッカーボールを遊具として与えられることは決して珍しいことではない。 よって、ブラジル人に同じような質問をしたのならば答えは「YES」である。 何もブラジルに限ったことではない。 我々が追いつき、追い越そうとしている相手(強豪国)のサッカーに対する執着心はとても強い。 それを本当の意味で理解することが我々日本人にとって非常に困難であることを知っておく必要がある。 何故なら、我々は国技ですら満足に知らないのだから・・・。 ____________________ つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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