カテゴリ:メディア+音楽
「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」・beofe/after映像投稿画面 筆者もモニター343人のひとりとして撮影に参加した UNIQLO TRY(ユニクロトライ)第1弾のブラトップ企画。 「第2弾は“機能性商品”であるヒートテックが来る!」 ・・・との筆者の予想的中で 現在、「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」企画が秘かに進行中。 ■ UNIQLO TRY 1(ユニクロトライ1) 343人の女性モニターがプラトップの着心地等を語った “リサーチエンターティメント”(2008年5月16日公開)。 筆者も赤いブラタンクトップ着用で登場中♪ 撮影は汐留の電通スタジオで4日間に渡り行われた Flushバリバリの「労作」。 「UNIQLO TRY1」ブラトップ企画 さて、今回の「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」応募要領についてであるが、 読めば読むほど前回の「UNIQLO TRY 1(ユニクロトライ1)」ブラトップ企画での UNIQLO(ユニクロ)側の苦労&反省点が偲ばれる。 「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」企画会議での ホワイトボード板書及び参加者発言、大体想像出来るかも。 「Flush作成であんな緻密な仕事、もう無理っす」(by Web制作隊) 「来る者は拒まずでモニター全員の映像載せるってど~よ」 「やっぱイメージ戦略的にイケてるモニターだけ掲載したいかも」 「対費用効果ってゆ~か、こっちサイドでスタジオ借りて撮影する必要ってある?」 「次回は日本限定じゃなくて、世界規模でやりたいよね」 ・・・云々。 ・・・と言うわけで、UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)では ヒートテック着用前の「寒い映像」を ユーザー自らが撮影し、「before映像」として専用サイトから投稿。 投稿は全世界から募るというワールドワイドな企画に。 撮影はユーザーサイドに丸投げする訳だから、低コストも実現。 広告予算をあまり割けない海外店舗の財布に優しい企画となっている。 抽選で(?)1000名に送られる「ヒートテックギフティングキット」 ・・・で、“抽選で1000名”に「ヒートテックギフティングキット」(↑)が送られ、 晴れてモニターとして選ばれたユーザーは、 「ヒートテック試着後のafter映像」を投稿する ・・・という段取り。 ここで「巧い!」と思うのは、“抽選で1000名”と謳いながら UNIQLO(ユニクロ)サイドは、 ユーザーのビジュアル、映像のクオリティー等を 「before映像」の段階でスクリーニング出来るのである。 前回の「UNIQLO TRY 1(ユニクロトライ1)」では、 “タダでプラトップ貰えるから来た”的イケてない娘や “どうみてもオバサン”みたいなモニターも モニター当選ハガキさえ持参すれば、 平等に電通スタジオで撮影&全員Web掲載 ・・・という博愛主義的な企画だった。 Flush制作担当のお兄さんも、 ちょっとヴィジュアル的に「?」な一般モニターの映像を 超タイトなデッドラインを課されながら343人分も微調整させられ 半死にだったらしい。 今回の「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」の場合、 撮影はユーザーサイドに丸投げ。 Web制作チームは、「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」の箱作りと 全世界のモニターから送られてくる映像の 「編集・構成」に集中すればいい訳で、 前回のような半死に状態には追い込まれないはずである (前回の企画はかなり急で、発案~発表まで2ヶ月で行われた!)。 ■<before映像は既に〆切>現在「after映像」エントリー全世界より受付中♪ 「before映像」の受付は10月26日で既に〆切。 現在、イケてる映像の送信者に「ギフティングキット」と 「Warm/Coldフリップ」(↓)を送付中という段階。 【追記】 “好評につき二次応募受付中”とのこと。 〆切は2008年11月17日24:00。 プロモーション不十分で「オレにも投稿させろ」的“好評”なのか、 送られてきたネタ=イマイチでの再募集なのかは不明。 この手の「撮影ユーザー丸投げ企画」では、 企業側の労力は省エネで済むものの、 どの程度のクオリティーの映像が送られてくるかは フタを空けるまで全く不明・・・という 博打的リスクがあるのも確か。 例えばこの「Warm/Coldフリップ」(↓)で 堂々と「Cold」を掲げる「after映像」を送りつけるモニターだっているだろう。 前回の「UNIQLO TRY 1(ユニクロトライ1)」では 「着心地が良くない!」と断言したモニターの映像も正直に使われていたので ある程度UNIQLO(ユニクロ)は信用に値する企業であるが、 この辺のコントロールも映像の取捨選択段階で充分に可能。 まぁモニターが北極点から「Cold」フリップを掲げ、 「ギブ・ミー・ワン・モア・ヒートテック!」とか言ってくれれば UNIQLO(ユニクロ)的にはものスゴクおいしい訳で、 世界中からどんな映像が届くのか、わくわくモノである。 例えキャンペーンの世界的認知度がイマイチで、 投稿モニター在住国に偏りがあったり、 投稿映像のクオリティーがイマイチだったとしても、 いくらでも“やらせの映像”は盛り込めるわけで、 そういう意味でこの企画には2重3重に保険がかけられている。 またUNIQLO(ユニクロ)2008年10月17日のプレスリリースによると 世界中のメディア100社にも、 「ヒートテックギフティングキット」各10セットを送付したらしい。 本チャンの「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」サイトには、 ヒートテック掲載メディアやブログの紹介もあるとのこと。 ・・・このように少なくとも“企画段階に穴ナシ”に見える 「UNIQLO TRY 2(ユニクロトライ2)」サイト公開は 11月下旬の予定♪ 【追記】 予想外の早さで11月7日より公開中♪ 詳しくは当ブログの11月8日の記事を参照されたし。 いつも話題沸騰のUNIQLO(ユニクロ)のWebプロモーション企画。 個人的に、今まで失敗したのはUNIQLO TODAYだけだと思うが (あれはリンクされてた素人ブログがショボ過ぎだ。 よってもう消えた模様、知らないうちに)、 今回は「UNIQLO TRY 1(ユニクロトライ1)」を超える突風が吹くのか!? UNIQLO(ユニクロ)のWebプロモーションから目が離せない。 ---------------------------------------------------- 【当ブログ“UNIQLO TRY 1"関連記事】 ■【UNIQLO TRY(ユニクロトライ)】 ついに作り手側が語った話題のブラトップ・プロモーションサイト♪ ユニクロ&電通担当者が語るメイキングと今後の展望♪ → 2008年5月31日の記事より ■【UNIQLO TRY(ユニクロトライ)】 祝ユニクロWeb出演☆ブラトップ・トライアルメンバー当選でビデオ撮影@汐留♪ → 2008年4月20日の記事より 【UNIQLO(ユニクロ)Webプロモーション関連記事】 UNIQLOのメディアチーム・勝部健太郎氏(慶應卒)、メディア露出多し♪ どんどんヴィジュアル的に垢抜けてらっしゃるのが興味深い。 ■モニター343人をビュジュアライズした「リサーチエンターテインメント」 → 「excite.WebAD Times」2008年5月30日の記事より ■Web戦略を聞く:株式会社ユニクロ → 「東京IT新聞」2008年3月25日の記事より ■低コスト・CGMで世界に発信 ─ ユニクロのWeb戦略 → 「IT Media News」2007年11月6日の記事より 【uniqlo.comドメイン世界統一戦略関連記事】 ■インターネットトラフィックソリューション会社「Akamai(アカマイ)株式会社」HPより → ケーススタディ「UNIQLO(ユニクロ)」 ---------------------------------------------------- ★'08秋冬新作入荷★CROCS AMBLER【クロックス アンブラー】メンズショートブーツ ▲Chocolateの方がKhakiより売れている模様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 9, 2008 02:04:32 PM
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