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Dec 10, 2008
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カテゴリ:メディア+音楽



本日、ずっと行きたかった話題の映画
ストーンズ「Shine a Light」(日本語公式サイト)に行ってきた。
一緒に行ったのは、最近ツルんでいる
「確定申告を“ミュージシャン”でする男」(てゆ~かオッサン)。


オシャレな東京人なら、
六本木ヒルズのTOHOシネマズ辺りで見るのだろうが、
中央線サブカルタウン在住の筆者は
お約束の「新宿武蔵野館」にて観覧。
ココに行くのはビヨンセたんの「Dream Girls」以来。




■ <20代のストーンズファンはいないのか!?> 観客の年齢層は超高め&激混み



shine_a_light






新宿武蔵野館での「Shine a Light」上映時間は、
11:10、13:40、16:10、18:40、21:05の1日5回。
毎朝9時半に当日分の整理券が配布されるので、
「13:40分の回の整理券下さい」とか言って、同時に当日券も買う仕組み。


私は13:40の回を見たのであるが、
立ち見が出るほどの盛況ぶり♪
歯が弱っているオッサンが、歯医者に行く途中の朝10時、
「整理券2番&3番」をGETしてくれたことに超感謝☆
レディースデーにも拘わらず、男女比率は半々ぐらい。


・・・それにしても観客の年齢層高過ぎ!
30代見つけるのが既に辛い感じ。
来てる人は割とフツーな感じだったけど、
「ギター弾けます」的いかにも♪・・・なオッサンの姿もチラホラ。
上下デニムでブーツ・・・みたいな。


20代の若者とか、もうストーンズに興味ゼロなんだろうか。
結成1963年のバンドだから、
アラフォー世代の筆者でさえ、リアルタイムじゃないものの、
軽音時代、サークルの先輩が完コピしてて、私はそこで覚えたクチ。
・・・ああ、隔世の感アリ。





■ 「Shine a Light(シャインアライト)」予習編



shine_a_light2

真ん中のオッサンがMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督





音楽通なフリをしておきながら、
実は全くハッタリな筆者であるが、
これからこの映画を見る人の為にプリINFOを少々。


まずMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督とは
イタリア系アメリカ人で、
2006年「The Departed(ディパーテッド)」でアカデミー賞を受賞した
アメリカ映画界の巨匠(且つストーンズファンらしい)。


・・・で、元々リオデジャネイロのビーチで収録予定だったこの映画を、
「こんな豆ツブみたいなミックジャガーじゃボクが撮る意味がない」的にダメ出しし、


   「スタジアム級の巨大コンサート」

        ↓  ↓

   「2800人収容のBeacon Theater(ビーコンシアター) in NY」


・・・にロケ場所変更したのがこの監督。



「親密な会場でより親密な映像を」がモチベーションだったらしいが、
楽勝で数万人を動員出来るストーンズを
“まるでドールハウス”のような会場に押し込めた訳だから
興業的にちともったいない気もするものの、
DVDの売上げとか、一生残る映像のクォリティー等
オトナな考慮をして、OKサインが出たのであろう。


まぁあの会場に入れた2800人は本当に幸福な人々だと思う。
オープニングスピーチを決めたクリントン元大統領
ヒラリー女史をはじめとするその招待客30組とか・・・。
なんつっても今やミック・ジャガー、“Sir”の称号っすから
(2003年英国より“ナイト”の称号GET済)。






■<English Men in NYの気遣いか?>アメリカ人ウケする大物ゲスト多数登場♪




shine_a_ light3

Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)との
カラミがエロいミック。本領発揮か?





・・・で、開演30分前まで曲目リストが決まらず
スコセッシ監督プチ切れ・・・みたいな設定だった割には
大物ゲスト3名登場
実はリハばっちりだったんじゃないの~~と軽く突っ込み。


アメリカ人観客大盛り上がりのゲストは、
The White StripesのJack White、
ブルースの重鎮Buddy Guy、
そしてすっごいピンヒール履いて登場したChristina Aguilera
(それでもミックの方が背が高くて感動♪)。


ここで注目したいのがBuddy Guyが登場した時の
整理券番号3番(筆者のツレ)と
4番(筋金入りストーンズファンと思われるどっかのオバサン)の異様な盛り上がり。
理解不能な為プチリサーチしてみました。
これから行く人はBuddy Guy登場で盛り上がると通っぽく見えることでしょう。



  【解説】

  ミックがブルース界の重鎮Buddy Guyとカラんだ「Champagne & Reefer」
  ストーンズのオリジナルではなく
  シカゴブルースの巨匠「Muddy Waters(マディ・ウォーターズ)」の曲。

  ストーンズは黒人音楽、中でもブルースに強く影響を受けたバンドであり、
  そのバンド名は「Muddy Waters」の“Rollin' Stone”に由来して
  当時のリーダーBrian Jones(1969年没)が付けたもの。




・・・ちゅ~ような背景を知っているとBuddy Guy登場で盛り上がれる・・・と。
てゆ~か、このブラックのオッサンの存在感とか歌声、
素人眼にも格が違いましたが。






■ <NY禁煙条例> 演奏中のキースの煙草はアリなのか!?




shine_a_ light4

きゃぁぁ~~!!キース♪




このLIVEでは2曲リードボーカルを取った
Keith Richards(キース・リチャーズ)。
ジジ専の筆者にはたまらん魅力のキース様なのであるが、
個人的に超気になったのが、ステージ上でのキースの煙草。


いや、キースは煙草も含めてギター小僧に完コピされるので
あれはやっぱ“お約束”なのであるが、
NYでは2003年3月30日に禁煙条例が施行され、
ホテルのロビー、空港、レストラン、バー・・・etc.
煙草はご法度なはず・・・(ちなみにLIVE収録は2006年秋)。


で、Beacon Theater(ビーコンシアター)のFAQページで
煙草について調べてみたところ下記のような記述が・・・。



  【Smoking】

  In compliance with New York City regulations,
  there is no smoking permitted anywhere in the Beacon Theatre.
  This policy is strictly enforced.
  Violation of this regulation is grounds for ejection.
  Furthermore, all exits are final and
  the Beacon Theatre does not allow for smoking passes.



・・・“anywhere”ちゅ~ことはステージ上でも不可ってことっしょ♪
それにCigarette butt(吸殻)をブッ!って火漬いたまま吐き捨てる感じ、
燃えるて!ビーコンシアター。
ADみたいな人がサ~ッって走って拾い集めてるんだろうか。
― 着眼点が「関根勤」なので突っ込まずにいられませんでした。


それでは、文字数も残り少ないので、また♪




  【曲目リスト】

  01. JUMPING JACK FLASH
  02. SHATTERED
  03. SHE WAS HOT
  04. ALL DOWN THE LINE
  05. LOVING CUP(with Jack White)
  06. AS TEARS GO BY
  07. SOME GIRLS
  08. JUST MY IMAGINATION
  09. FARAWAY EYES
  10. CHAMPAGNE & REEFER(with Buddy Guy)
  11. TUMBLING DICE
  12. BAND INTRODUCTIONS
  13. YOU GOT THE SILVER (Vo. Keith Richards)
  14. CONNECTION(Vo. Keith Richards)
  15. SYMPATHY FOR THE DEVIL
  16. LIVE WITH ME(with Christina Aguilera)
  17. START ME UP
  18. BROWN SUGAR
  19. (I CAN'T GET NO) SATISFACTION
  20. PAINT IT BLACK
  21. LITTLE T&A
  22. I'M FREE
  23. SHINE A LIGHT




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Last updated  Jan 10, 2009 12:40:47 AM
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