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テーマ:映画館で観た映画(8566)
カテゴリ:洋画(ら行)
原題:RAIN MAN 監督 : バリー・レヴィンソン 出演 : ダスティン・ホフマン 、 トム・クルーズ 、 ヴァレリア・ゴリノ TOHOシネマズ午前十時の映画祭『レインマン』ページはこちら。 <Story> 26歳の中古車ディーラー、チャーリー・バビット(トム・クルーズ)は、恋人スザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)とのパーム・スプリングスへの旅の途中、幼い頃から憎み合っていた父の急逝の訃報を耳にし、葬儀に出席するため、一路シンシナティへと向かうのだった。 そしてその席で、チャーリーは父の遺言書を開封し、自分に遺されたものが車1台と薔薇の木だけという事実に衝撃をうける。 同時に300ドルの財産を与えられたという匿名の受益者の存在を知った彼は、父の管財人であるウォルター・ブルーナー医師(ジェリー・モレン)を訪ね受益者の正体を聞き出そうとするが、医師はそれを明かそうとはしなかった。 諦めて帰ろうとするチャーリーは、スザンナの待つ車の中にいたレイモンド(ダスティン・ホフマン)という自閉症の男と出会い、やがて彼こそが受益者であり、自分の兄であることを知るのだった。 記憶力に優れたレイモンドをホームから連れ出したチャーリーは、スザンナも含めて3人でロスヘ旅することにした。 レインマン?-?goo?映画 <感想> どうしても、朝10が後回しになってしまいますね。 これだけ鑑賞していると。 ということでいつも関東終了のギリギリです。 公開当時これは観てなかった。 いろいろと忙しかったのを思い出します。 まずはダスティン・ホフマンの演技でしょうね。 ここまで徹しているともう何も言うことないです。 自閉症についてはあまり知識がないので違うかもしれませんけど、 特定の分野について凄まじい記憶力を発揮したり、 ある物事にこだわったりというのも、その一種なのでしょうね。 記憶力のすごさもちゃんとエピソードに生かされていました。 レイモンドとチャーリーの間には、完全なる意思の疎通があったかどうかは この映画のなかではハッキリとは指摘されてないですが、 「チャーリーがふざけた」という場面、ほんの少しでも 心が通じたという事実は、お互いにとってもうれしいものだと思います。 いくらお世話をすると言っても、心がつながらないと思っているとつい、 「何のためにこの人の世話をしているのだろう」と考えてしまうことも多そうです。 ほんの少しでもいい、つながっているとわかれば、それだけでもう お世話のし甲斐があるように感じます。 果たしてちゃんと意思の疎通があるかわからないレイモンド。 最初はその独特の「こだわり」に、周囲は戸惑い、苛立ったりもする。 だけど次第にレイモンドに対して、真剣に向き合おうとする心が出てきた。 初めは金目当て、そして次第に「情」が出てきたんだと思います。 「家族なんだから・・・」と言うチャーリー。 彼の、レイモンドに対する接し方はあくまでも「自分流」。 何も参考にせず、 その時の雰囲気でどんどん推し進めていくのは、チャーリーが若い設定だからなんだろうな。 トム・クルーズの、ちょっとキザな部分がうまく設定に使われていました。 いいことをしているのに、仕草とかセリフとか音楽なんかがいかにも流行というギャップが面白かったです。 当時の流行なんかも懐かしかったですね。 若者が真っ当なことをすることへの照れ隠しというか、いきがってる感じを、流行に載せることで隠す効果もありますね。 そしてベガスのシーンは、この2人の関係を縮めるのには最適だったし、 レイモンドにも素敵なことを経験してもらおうというスザンナの心遣いもよかったです。 突然現れた兄を通じて、自分勝手なチャーリーが成長していく。 そしてレイモンドも心を分かち合うことを知っていく。 その方法はあくまでも手探りで見つけ出されたものという設定もよかったです。 今日の評価 : ★★★★ 4/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.26 13:07:48
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