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テーマ:試写会で観た映画の感想(679)
カテゴリ:韓国映画
原題: HARMONY 監督: カン・テギュ 出演: キム・ユンジン 、ナ・ムニ 、カン・イェウォン 、 チョン・スヨン 、パク・ジュンミョン 試写会場: スペースFS汐留 公式サイトはこちら。 まずこれを観る前に思い浮かべていたのが、 『私たちの幸せな時間』です。 韓国の刑務所ものそして死刑囚を描く映画ですから。 同じく死刑囚でも、日本の死刑ものは、 『休暇』とか、『TOKYO!』(レオス・カラックス監督「メルド」)ですね。 それらもまたどこまでが真実で、どの辺が脚色なのかが不明ですが、 照らし合わせる限りでは、この『ハーモニー』、 ずいぶんと韓国映画らしくなってしまっているように思えるんですよね。 韓国の刑務所のしくみがわからないので何とも言えませんけど、 一般の囚人と死刑囚が一緒に過ごしている、ということで、 この映画にもいろいろなドラマが生まれてきます。 (日本では確か別ではなかったかな?) そのドラマですが、前半はかなりユーモラスに描かれてたのは いいんですが、 刑務所の中でそれはさすがにしないでしょう・・・? というエピソードも多くて。 それ本当にしてもいいんだったら、韓国の刑務所はすごい! と思いますね。 まず、18か月まで子育てができるということがすごいです。 日本だとどうなんだろう? 雑居房に同居する人たちと一緒に、子どもが寝泊まりすることってあるんでしょうか。 ここは知識がないのでわからないのですけど。 『私たちの幸せな時間』で、韓国の囚人服についての知識が少しあったため、 予告で誰がどういう状況なのかが少しわかってしまったし、 そして結末もその予想通りになってました。 ミヌに対して愛情を持つ、そして18か月が終了した後の展開も 大体予想を大きく外れることはなかったです。 最後のムノクのシーンなども、あの送り出し方は実際あるのでしょうか。 そこは伺ってみたいです。 事実だとしてもとても驚きますよね。 試写会後のアンケートで、「どのくらい泣きましたか?」という質問が あったわけなのですけど、 で、確かに場内泣いている方も多かったんですが f^^; 、 泣くよ、泣くよ、 なんて言われると結構引くタイプの自分としては、 いろーんな場面で疑問点が生じてしまって、????だったせいか、 あんまり泣けなかったです。。。 ごめんなさいですがー。 かなりこれは、「映画」を意識した作りになっているため、 リアルでいろいろと質問が出てしまうともう、 話に入り込めなくなっちゃうかもしれません。 まあ、それでも、ミヌの可愛らしさとか、合唱団のコミカルな雰囲気とか、 ジョンヘの猪突猛進さとか、ムノクのひたむきさなどはよかったんですけどね・・・。 あ、それと、一番印象に残ったのは、パン課長! 彼女なかなかよかったです(笑) 今日の評価 : ★★☆ 2.5/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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