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テーマ:F12005(249)
カテゴリ:モータースポーツ(過去ログ)
B・A・Rホンダ、チャンスを生かせず予選でポールポジションを得たジェイソン・バトンであったが、レース中盤で壁に右のフロントタイヤをぶつけてリタイア。佐藤琢磨も途中ギアボックストラブルでガレージに入ったが、マシンを降りず、修理後そのまま走行。 しかし、途中でスピンして左リアのブレーキから発火。 完走ならずで、非常に残念な結果となった。 ルノー、痛恨のダブルリタイヤレース開始直後からトップをフィジケラ、アロンソの順でルノーチームが上位を独占していた。後ろ側に付けていたアロンソはチームの指示でフィジケラを抜かせない状況に苛立ちを感じていた。 結局、フィジケラを追い越しても構わないという指示が出たが、その直後、フィジケラがマシントラブルでリタイヤ。 アロンソもマシントラブルが発生して結局、リタイヤとなった。 レース前から、エンジンのオイルリークが不安要素としてあっただけに、ルノーにとっては厳しいものだった。 セーフティーカーの謎バトンのクラッシュの影響でセーフティーカーが導入されたが、何故かトップのマクラーレン・メルセデスのマシン(モントーヤ、ライコネン)ではなく、8位のラルフ・シューマッハを先導する形という異例の状況になっていた。モントーヤはセーフティーカー導入後、ピットインしたが、ピット出口の赤信号を無視したため、失格となり、1位はライコネンになった。 上位陣で安定していたのはライコネンとミハイル・シューマッハだけ1位はキミ・ライコネン、2位はミハイル・シューマッハ、3位はバリチェロとなったが、3位のバリチェロは最後の位置からのスタートからじわじわと順位を上げてきた。フィジケラ、アロンソ、バトン、モントーヤ、そしてトゥルーリといった上位陣のリタイヤが目立っただけに、最後まで見えてこないレースだった。 今年のF1を制するのはライコネンか?それにしても、キミ・ライコネンは安定した強さを見せている。前回の欧州戦では後1周とと言うところで非常に残念な結果となったが、これも完走できていれば、1位となる可能性があっただろう。 WRCならセバスチャン・ロウブ、PCWRCなら新井敏広、F1ならキミ・ライコネンが今年のMVPとなるだろう(多分)。 ただ、ライコネンはドライバーズポイントがまだ1位ではない。 しかし、アロンソとの差を確実に縮めているだけに逆転の可能性も非常に高い。 今年のF1はライコネンが強いと感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/06/13 04:15:03 AM
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