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三昧境(さん・まい・きょう)~自分らしさを鍛える、利かす、そして愉しむ~

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タイゾー@KY

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2011.07.20
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カテゴリ:日記・随筆。
濱田庄司スタイル展

先日、パナソニック電工汐留ミュージアムで
現在開催中の『濱田庄司スタイル展』に行って
来ました。

濱田庄司といっても陶芸に興味がない方
だとピンとこないかもしれないですね。



北関東ではお笑いのU字工事さんが大分
と有名になりましたが、それより前は
濱田庄司が一番有名だったんです。


と、芸能界とは畑違いですが…


関東で陶芸といえば益子、そして、益子
といえば濱田庄司なんていわれていました。


そう濱田庄司は近代日本陶芸の巨人、
そして人間国宝に初めて選ばれた方です。


日本の宝です。


宝なので本物は持ってませんが、写真の
ような大皿が作風としては有名です。

濱田庄司大皿


アメリカにいる時も『HAMADA!』
という名前はだけは相当に鳴り響いて
いました。


陶芸の仲間の間だけですが…


さて、今回の展示は、彼の作品展示会
ではなく、実は濱田庄司の世界観や思想
の方がテーマになってます。

では濱田庄司の何が凄いかといいますと、
高価な美術品にではなく、日用雑器の
中にこそ用の美があり、名も知れない
職人の手仕事の中に美を発見したこと
なんです。


彼自身は勿論、陶工として用の美を
体現するために作陶に励んだそうです。


また世界中から民藝品を集め、民藝運動
の旗手となりました。つまり、サンプルを
蒐集して、これが本当の美しさだよと
示してくれたわけですね。


もし、興味があれば、東大駒場前にある
日本民藝館を訪ねてみるといいと思います。

濱田庄司の作った世界、空間を体感できます。


展示自体は汐留ミュージアム恒例のコンパクト
に纏まった良い展示会となってます。まぁ、
見応えも少ないのですが…大体40分くらい
で全部観てまわれます。

ということで、時間がある方、是非一度
濱田庄司の世界に遭遇してみてはいかかで
しょうか。


暑いので、鑑賞の後は銀座のビアガーデンで
ゴクゴクとビールを一杯やって喉を潤すのも
いいですね。









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Last updated  2011.07.21 04:55:54



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