カテゴリ:RS異聞記
モリ6中央PTでお世話になることができました(深謝)
で♪ 大喜びでエビブレかけて応援いたしましたら・・・ 痛くて硬いミイラさんに大勝利 ただ・・・ 落ちた10万品を拾おうといたしましたら 持ち主がいるアイテムです ぜんまいさん、失礼いたしましたm(__)m ------------------------------------------------------ 口々にお礼を述べてPTから抜けてゆく人々に 虚ろな表情で礼を返しながら、立ち尽くすギボディス。 赤ん坊を連れた女性がゆっくりと立ち上がる。 「・・・シマー」赤ん坊を護る盾を見たギボディスは、 堰を切ったように泣き始めた。 「ごめん、こんなことになるなんて・・・」 母親も涙を止めることは出来なかった。 「これを渡してくれと・・・」 我が子と同じくらいしっかり抱きかかえていた 緑の袋を差し出す。 ギボディスは震える手でそれを受け取った。 ”それはなんですの?” 夫と出会って間もない頃、肌身離さず大切に持ち歩く 緑の袋について尋ねたことがあった。 ”この中に「ドラゴンの素」が入っているそうだ” 夫は子供のような笑顔を浮かべギボディスの耳元で囁いた。 ”まあ!随分ちっちゃなドラゴンが出てきそうですこと♪” 袋の中を覗きたいとせがむと ”オレも中が見たいんだが、この袋の口、あかないんだ” 袋を手で触ってみると、確かに何か硬いものが入っているのだが 縫ってあるわけでもないのに、袋の口は開かなかった。 ”いつか、中を見てみたいものだな” 夫は袋を光に透かした。 ギボディスはその時、袋の中で何かが赤く光るのを見た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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