カテゴリ:RS異聞記
「Llewelyn」日本語表記ですと「ルウェリン・ルーウェリン・スリウェリン」
が代表的かしら? というくらいカタカナ表記にならないのがウェールズ語でございます(涙目) 実はこの名前、ウェールズ最後の王様のお名前です。 ルウェリンが一番よく拝見する表記なのですが 日韓同時開催のWCの頃、他のゲームで私のハンドルネームだったため 私の中で”ルウェリン”はすえとカムロのダブルドラゴンを連れた 泣きキャラ宇宙海賊ですの(泣) 私が「ルウェさん」と呼ばれていた頃から もう8年経つのね・・・(大泣) ということに気がつき愕然とした本日は7月1日。 今年も半分過ぎていることに更に唖然といたしました(号泣) ------------------------------------------- 『い、今更謝られたって、あの人はもどっちゃこない!』 そう泣き叫んだ女性は懐かしいぬくもりに抱きしめられていた。 『オレの息子を返せ!』そう叫んだ男性に ”オレ、ずっと父さんと一緒だせ”そう囁く息子の声が聞こえた。 『人殺し!』そう叫んだ老人に ”相変わらず元気だな・・・まだしばらくは迎えは要らないなw”親友の笑顔が見えた。 それぞれの者が今は失った愛する者の声聞き、姿を見ていた。 ”この子が私の息子・・・” エレナとシオンの足元に青く輝くブレスがかけられた。 頭上には七色に輝くアーチ。 「ああ、あんたと同じ支援ビショにしようと育てたんだか、この馬鹿、 剣士になるって言いやがってさ」 言葉の荒さとは裏腹に、優しく息子の肩を抱き、微笑みながら告げるエレナ。 ”剣士とは心強いじゃないか、エレナ。 シオン、私の大切なエレナを頼むぞ” 「はい、父さま」シオンは上ずった声で大きく頷いた。 ”ギボディス、ごめんな。辛い思いばかりだったろう・・・” 「いいえ、あなた、プリムローズがいてくれましたもの、 何も辛いことなどありませんでしたわ」 頬を伝う涙を拭うこともせず微笑むギボディスの隣には 親子というより姉妹のようにそっくりな可憐な笑顔があった。 ”もう黒い服は脱いでおくれ。君の笑顔に黒は似合わない” キャスガットは妻の涙を拭うと優しく口づけ、娘と妻を抱きしめた。 大人たちが涙と笑顔でぐしゃぐしゃになっている様子を きょとんとした顔で見つめる子供たち。 ほんの少し前までベットで苦しんでいた子供までもが この騒ぎによろよろと外へ出てきていた。 それに気がついた数名が微笑みながら何やら目配せをした。 「えっ?」 「これ何???」 子供たちに実戦レベルのブレがかけられた。 すかさず飛ぶアスヒ、ヘイスト。 自分たちを包む夢のような力に、子供たちは思わず走り出した。 こぼれる笑顔に先ほどまでの苦しみの影はない。 里中に子供たちの歓声が響いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月01日 12時44分18秒
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