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カテゴリ:独り言
靴紐の人生とはいかほどのものなのか。おそらく、限りなく退屈で偏見に満ちたマンドリルくらい酷いものなんだろうと僕は思う。もしくは読み返しすぎたくしゃくしゃの新聞紙ほどの悲しみを抱えているのかもしれない。少なくとも僕にとってはどれを取って並べても変わりないはずの建前なのである。それがたとえ、疲れきったサラリーマンが食べるタイ焼きのツヤ、カタチの単調さが意味するところと同調するように、靴紐の人生とは湖畔に佇むはるか古代の石像なのである。しかしながら此というものは彼自身に問いたださない限りは無限に広がるビー玉なのであり、極限に収縮するポリエチレンと変わりないのだ。問題はそこにあるのではない。点在することの不可分性が問題なのだよ。
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最終更新日
2006.01.31 08:39:44
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