1598781 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

平安寺のささやき  短歌日記

平安寺のささやき  短歌日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2022.09.03
XML
​​​平茸の ぬめりを帯びた 
傘の美味 すまし汁にて 
本領発揮​






★ その昔、私の叔父は、シイタケとヒラタケの栽培を行っていました。シイタケは、原木と菌を森林組合から買って納屋の横の石垣に立てかけて、庭の隅の日陰地に直径1mを超える大榎の切株を置いて、それに菌を植え付けて栽培していました。

★ 記憶は薄いのですが、たぶん、この時期になると叔父の自慢のヒラタケはどんどん生え始め、普通に商店で売っている程度の大きさに育ったら、食べたいときにいつでも食べていたのだと思います。

★ それはそれでいいのですが、叔父は、目いっぱい大きく育てたものを好み、そこまで育ったら、私の家まで取りに来るように声をかけてくれたり、近くに来る用事があれば、自ら持ってきてくれたものです。

★ ヒラタケは、煮ても焼いても炒めても美味しいのですが、一番の絶品は、大きく育てたものは傘の部分を裂いて、すまし汁やみそ汁に、鍋に入れるのが最高の出汁が出ます。中でも、すまし汁が一番だと私は思います。

★ ヒラタケの傘の部分のぬめりを帯びた食感と味が染み出し、ヒラタケならでは味が楽しめるのです。ただしかさの大きくなるまで育てたヒラタケは、山間の道の駅や、農産物直売所に行かないと手に入らず、最早口にすることのできない幻のキノコとなってしまいました。この時期には、叔父の自慢のヒラタケを思い出して懐かしくなります。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ


今日の岡山市は、曇りで、最高気温は31度の予報です。
★いつもご訪問いただき、ありがとうございます★
ー憲法9条を守り抜き、戦争法を廃止しましょう





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.09.03 16:06:37
コメント(0) | コメントを書く
[短歌 食べ物を詠む] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X