ライブアルバム特集その11
11月に発売された、デビッド・フォスターの『HIT MAN』。今年の5月23日にベガスで行われたライブのCDとDVDです。最近のCDはDVD付が多いです。というよりDVDの方が主力かな?2時間近くのDVDで、なんとオープニングはかつてのテニス界のカリスマ、アンドレ・アガシが主役を紹介。その後アガシは客席でシュテフィ・グラフと仲睦まじく鑑賞。ライブは入れ替わり立ち替わりで沢山の歌手が登場。第一部で印象的だったのが、まず、Katharine McPhee。綺麗です。見つめられたら吸い込まれるような瞳。彼女はアメリカン・アイドル出身なんだね。それから、何といっても大御所、Boz Scaggs。例によってギターを持って登場。何故かギターを持たないと落ち着かないのでしょうね。ダギジンが横浜で見た演奏からちょうど2ヵ月後の映像でした。それから元シカゴの Peter Cetera。あの大ヒット曲『素直になれなくて』を歌いました。彼はもうベース弾かないのかな?第一部のクライマックスは、盲目のテノール歌手であの故パバロッティの弟分、Andrea Bocelli。トリノオリンピック閉会式の熱唱が思い出されます。で、パバロッティ追悼曲『The Prayer』を美しいKatharine McPheeとのデュオで第一部の幕を閉じる。ところで、このライブはどうしても都合がつかなくて、ビデオで登場する人たちがいました。デビッドのディーバBarbra Streisand, Celine Dion, 俳優のKevin Costnerなど。第二部では、一転して若い歌手が続々と登場。Michael Buble, Josh Grobanが印象的。会場にはデビッドの奥さんや娘も来ていて、Michaelはそこにこだわった。娘の事を将来の妻なんて言ってデビッドに白い目で見られていた。Joshはデビッドからピアノを奪いサイモンとガーファンクル『明日に架ける橋』を熱唱。Michael, Joshそれぞれ俳優でもあるんだね。で最後はお決まりの全員登場大合唱となる。素敵なライブでした。それにしても先月出たばかりのこのアルバムもうこんなにユーチュブられていいのだろうか?アルバムの売上げが心配です・・・