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カテゴリ:モノ想フ日々
・4月14日(木)
友達が死んだ。 いつもなら寝ているこの時間、昨日たまたま早寝して、さっき昨日の日記をアップしてヨソへちょこちょみお邪魔して、ほっとひと息ついたところだった。 携帯がなった。 京都の高校時代の友達の名前が通知されていた。 「この前会ったのいつだっけ~?」と言うのが20年経ってたりする筆無精・連絡不精で、珍しいな~と思いながら電話に出たら。 「もしもし?」 えらく老け込んだ男の声。 彼女のお舅さんかと思ったらダンナだった。 彼も高校の頃から知っている。 彼女にアタックかけた“怖いもん知らず”がいると聞いて、「そのアホ、品定めしちゃる!(笑)」と、さんざんいじくって遊んだもんだった。 「どしたん、えらい声してるやん、お父さんかと思たよ~!(^▽^;)」 「、、、ヨメさんなあ、死んでん、、、」 「え!!???」 以前から白血病系の病気にかかってたのは聞いてたけど、一昨年相方の実家に挨拶に行ったついでに京都まわって相方に会わせて、その時には何度目かの入院してて眉毛も頭髪も抜け落ちて「どや、すごいやろ~?」と笑ってて、でもそのあと『退院した、元気』のメールが来て、、、 その入院が『最終回の予定』って聞いてたから、逆に何も言って来ないから、てっきり元気に暮らしてるんだと思ってた。 でもダンナの話だと、12月にまた入院して、2月に骨髄移植受けて、それは成功したんだけど、結局合併症だか何だかで、、、ゆうべ逝ってしまったそうだ、、、 「あいつの友達に連絡しようと思てもなあ、ほとんど見つからへんかってん。 携帯見つけて見てみたら、おくちゃんの番号入ってたから、、、」 自分で登録できないメカ音痴だったもんなあ。 メールも「娘に代わりに打ってもろた♪」ってケロッとして、全然覚える気もなかったし。 私の番号も、泊めてもらった時に娘さんが登録してくれたんだっけ。 式辞の細かい時間なんかを聞くために、その娘さんに代わってもらった。 お母さんに似て、カラッと明るく気が強い子だけど、最初は明るくハキハキ話してたが、途中から涙声になっていった。 私自身がまだ突然で信じられなくて、かける言葉が見つからない。 「お父さんも大変やろうけど、Sちゃんがお父さん支えてあげなあかんから、あんたが一番大変やろうと思う。きついやろうけどがんばってな、がんばってな」 そんなことしか言えなかった。 ホントは喪服探したり何やかや色々しなきゃいけないことはいっぱいあるんだけど、まるで、今起きてて電話受けたこと全部が夢みたいで、自分で整理つけるために、こうして“日記”として書いている。 そう言えば去年の夏か秋頃、今の家へ引っ越して来てからだった。 夜中、珍しく彼女から電話が来た。 仕事でダンナと一緒に東京に来てたそうで、そのホテルの一室から、「何か目が冴えてもうてなあ、アンタやったらこの時間起きとるやろと思てさあ(笑)」と。 そんな風な電話して来るやつではなかったので、「珍しいやん!」と言ったら 「そやろ、珍しいやろ?」と笑ってたが、あの時もう本人には何か予感があったんだろうか。 翌日はもう帰ると言うので会う事もなく電話を切ったが、あの時、ほんの顔を見るだけでも会いに行けばよかったと、今になって思う。 いつだってそうだ、あとになってからでは遅いのだ。 そんな事を何度繰り返せばいいのか。 それでもいつも思わずにはいられない、「あの時~しておけばよかった」と。 明日は通夜、明後日が告別式になる。 こんなかたちで京都に戻ることがあるとは思わなかった。 えっちゅー、あんた、行き急ぎすぎだよ、、、 ◆高校時代の遊び場書だった北野天満宮。入院前の彼女と遊びに行って撮った写真 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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