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テーマ:今日の出来事(291759)
カテゴリ:モノ想フ日々
・11月1日(火)
<10月26日(水)の続き> 翌27日(木)、昨日よりはちょっと元気な感じのキジバトくん。 だが身体のバランスがとれず、支えてないとコテンと横になってしまうのは相変わらず。 これじゃとてもじゃないが、しばらく野に放すわけにはいかん。 動物病院に電話を入れてみたが、午前の診療が終わったところで先生がいなくて分からないから、午後の診療時間になってからまた電話してくれと言う。 相方も仕事場行くのを遅らせて、ふたりして夕方の診療開始を待った。 が、電話の答えは、『野生の動物は預かれない』。 人からの餌を受け付けずに衰弱して死んでも、自己の治癒力がそれを上回らなかったのなら、それが“自然の寿命”と言う方針らしい。 私も同じような考えである。 先代の「ぐれ」が1歳半にも満たずに逝ったのも、人間社会の中で暮らす“ささやかな野生”の寿命だったのだと思っている。 が、相方はあきらめない。 ま、確かに穿った見方をすれば、いつも満員御礼の病院だから、一銭にもならん野生動物まで診てる余裕はないとも考えられるがね。 「前のオマエんちのそばの医者はあかんかな~?」 先生に脳梗塞の後遺症が残り、看護婦さんが「もうここへは来ない方がいいですよ」と耳打ちしてくれたトコである(^ ^;) でもそこはカラスもよく入院(?)してたからなー、確かに診てくれそーではあるな。 てなワケで再度、その以前かかっていた動物病院に電話する。 が、「今はもう鳥は診てない」とのこと。 お手上げだ~☆ とにかく無理にでも水とエサ摂らせて、回復するまでウチに置いとくしかあるまい。 ネコ2匹が徘徊する家の中で、キジバトくんにかかるストレスが非常に気になるところなんだが(ー'ー;) 相方があきらめて仕事場行くと言うので、道筋にあるほかの病院にダメもとで寄ってもらうことにした。 そしたら出かけて10分も経たないうちに相方から電話。 「○○街道んトコの病院、診てくれるってー!♪」 早速車でキジバトくんを連れて行く。 先生が診てもやっぱり外傷は見当たらないらしい。 「どこかにぶつかったんじゃないかなあ?」 そう言えば四国で歩いてた時も、宿坊を起とうとしたら、目の前で飛んできたスズメがすごい勢いで壁にブチ当たってのびた事がある。 昔入ってた寮でも、玄関のガラスにシギが「どばーーーん!!」と当たってダウンしてたし。 何なんだろ、トリさんって衝突しやすい動物なのか???(;・・?) とにかく、その病院で面倒みてくれると言うので預かってもらう事に。 気がつけばもう夕方も6時を回ろうとしてた。 ひと安心の相方、 「これから行っても仕事にならん、やめ~!」 まあ打ち合わせでもない限り、フリーの場合はズル休みとは言わんしね。 ただ、明日以降の仕事が山積みになるだけで(爆) そんなこんなで、空になったバスケットを持って家に帰った。 そしたら昨日まで、しょっちゅうバスケットを気にして見上げてたサスケととらが、一気に見事に関心を示さなくなってた。 トリさん、ほとんど動かずにじっとしてたのに、猫の耳には聞こえてたのかなあ。 明けて月曜日、10月31日。 キジバトくんのその後の様子を聞こうと電話してみたが、病院は臨時休業で留守電だった。 改めて今日、1日(火)に電話してみたら。 「ゆうべ死にました」 、、、、、、 やっぱりずっと人の手を借りないと身体が支えられない状態だったそうな。 エサも食べるようにはなっていたものの、手を離すとエサ箱にくちばし突っ込んだきりの態勢で、ひとりでは動けなかったそうだ。 そして昨日、先生たちが家を空けて、夜帰って来たらもう死んでいたらしい。 仕方がない。 野鳥が人の手を借りなければ水も飲めなかったんだから、それは自然界の寿命だ。 あちらで埋葬してくれると言うのでお願いした。 電話を切ってお線香を1本、動物用に先を1センチほど折って上げた。 外に出ていたサスケがたたっと走り込んで来て台の上に飛び乗り、目の前でたち昇る線香の煙を不思そうにじっと見ていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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