|
カテゴリ:考えたこと
ちょっと前のことだったのですが、夕方のニュースの時間 で、夕飯の支度中だったんですが、振り向いてその紹介映像を見ていると 彼の描いた鳥の絵が出てきていました。 彼は鳥を専門に描いている絵描きさんなんだそうです。 で、その絵を見て驚いた。 絵はとても丁寧に上手に描いてあるんですけどねえ、な~んか全然 鳥の生きている気配がない。 なんかね、鳥の剥製を 糸でぶら下げて それをただ描いているだけ・・・みたいに見えてしまうんです。 鳥の内側にある生命感(エネルギー)や筋肉の動きみたいなものかなあ。 で、それが見えた私自身にもちょっと驚きがありました。
実はねえ、私 長いこと絵を描いてきて お恥ずかしいんですが、ずーっと芸術がなんなのかわからなかったのですよ。 いや、マンガに関しては かなり専門家だったもので、判断できますよ。
でも、自分の感覚を切り開く、自分本来の感受性を取り戻す・・・という作業をここ4年ほど 続けてきていたと思うのですが、このごろようやくその成果を実感でき始めているのかもしれません。 前より ずいぶん 色々なものが見えてきているようです。 2年前くらいだったと思うけれど、友人のDさんに言われました。 でも、世界をちゃんと見たい。
たぶんねえ、自分自身を生きている人には 世界が判断できるんだと思います。 まずは、自分で世界を見て 判断して きちんと相手に向かい それからだよね、その方が絶対楽しいよ と そう思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[考えたこと] カテゴリの最新記事
|