私は小さい頃から自分を開示しないように 注意深く生きてきました。
自分の中身を正直に見せることは すごくとても危険!と これは本能のようにくっきりと私の潜在意識に刻印されていたように思います。
もう少し成長して、大人になってくると 見栄を張ったり自慢するってすごくみっともないことよね、って風にも思うようになってきた。
私はある部分 すごく頑張って人よりたくさん蓄えた部分があると思うのだけれど それを見せると自慢になっちゃうから言ってはいけない、って自制していました。
自衛かな。
逆にかえっていやらしいものだったかもしれない。
表現者としては、ここだけ見せて ここから先は見せてはいけない。
みたいな、部分的なレベルで生きていてはいけないと、それはdenshinbashiraさんから、何度も言われたことです。
まあ、見る人が見れば 隠したつもりでも、その人の全体はにじみ出てくるものなのですが。
私ね、ずーっと トーチカにこもって生きてきたっていう イメージを自分に持っていたのですよ。
トーチカってコンクリートの砦みたいなヤツね。
丸いコンクリートに 射撃をするための四角い小さい窓が開いているの。
私は世界の中でトーチカにこもって 世界を必死に観察しながら 誰か自分を発見してくれないか、ここから連れ出してくれないものか、と 願っていたのです。 バカで愚かな子どものように。
そう願っていたなら、自分で扉を開けて 外に出て 自分を表現しなくちゃいけなかったのにね。
根性据えましょう。
これからまた外に出て行きます。
これからは、自分が自分であることを隠さずに 全力で生きてゆくために。
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○私の素敵なこと
○私の好きなこと
○私のわくわくしたこと
1.世界を見ている私がいます。明晰な意識です。
2.denshinbashiraさんという友達がいます。
3.頑張って56年生きてきました。
4.全く...とは言えませんが、あまり嘘がない方だと思います。
5.割と冷静です。
6.最近 身体がとても元気です。
7.身体意識がずいぶん敏感になったと思います。自分のバランス・
中心意識が理解でき、身体を動かすときの筋の動かし方等
かなりよくわかって動くことができます。
8.太極拳がけっこう上手です。
9.ヨガも始めました。
10.家の中でボクササイズをやってます。身体が温まっていいです。
11.誰に対しても水平な立場に立って話すよう努力しています。
12.正直であるよう意識を持っています。
13.我慢強いです。
14.寒さが平気です。
15.知識がわりと多いです。
16.一人で旅行ができるくらいの英語を話します。
17.きれいな石が好きです。特に透き通った青い石が好きなようです。
18.泳ぎも上手です。
19.すごく身体が硬い人間でしたが、このごろずいぶん柔らかくなりました。
人間50を越えても身体はどんどん変わります。
20.下手ですが、野菜を作れます。
21.トマトを上手に栽培します。
22.部分的に努力家です。
23.時々 縫い物や編み物をします。
24.想像世界の広がりを感じます。
25.頭の中に 色々な異世界があります。すぐにその世界の中に入り込むことができます。
26.頭の中に宝物がたくさんあります。
27.今まで読んできた本 大好きだった小説
28.素敵な作者たちに関する知識
29.世界を理解するための思考
30.きれいな音楽 唱歌
31.ポップス
32.70年代80年代ロック
33.旅行の思い出 NY スペイン イギリス
34.バリ島の濃密な空気感
35.旅先で出会った人たちの記憶
36.いろいろな美術館を見てあるいたこと
37.絵画的記憶 スペインのトレド
38.高校の修学旅行の思い出 春の奈良を自由に歩く課題がありました。
印象深く覚えています。
39.絵を描くことができます。自分の思いを絵に表したい。
40.頭の中での空間構成が割りと得意です。
41.3点消去の構図が 自然に描けます。
42.人の世界を理解し 要求に応えることが得意で
マンガのアシスタントとして頼りにされました。
43.佐藤史生さんが作り出している彼女の存在の雰囲気は
特別なものがありました。
彼女独自のもので非常に魅力的でした。
44.小さい頃からマンガがだい好きで、その記憶がたくさんあります。
45.それぞれの世界観を持つ作品が好きでした。
46.萩尾望都さんの作品は、本当に独自でとても衝撃を受けました。
47.手塚治虫さんの「火の鳥」をもう一度読み直したいと思っています。
48.マンガ家として過ごした20代~30代はとても大変でしたが、
普通の人には味わうことができないであろう濃密な時間でもありました。
今思い出しても あの時代の充実感は特別だったと感じます。
49.今まで何人かのこれは天才!と感じた人たちがいます。
マンガ家の新谷薫さん、練馬公民館の英語の教室の先生だったMr.Smith
ネットの友達のKさん Eさん
50.アーシュラ・ル・グゥインの一連の作品 ゲド戦記が特に。
51.カート・ヴォネガット
52.サリンジャー
53.日本のSFの作家たちの作品
54.指輪物語
55.中学生高校生だったころ聞いたフォークや日本の音楽
吉田拓郎や井上陽水
56.大英博物館でロゼッタストーンの実物を見ました
57.スペインやイギリスの教会の壮麗さは想像を超えたものがありました。
58.初めて行ったNYでルー・リードのコンサートがホテルの近くのホールで
あって、ダフ屋からチケット買ってかぶりつきで見ました
59.ロス・ロボスのコンサートが楽しくすばらしいものでした
60.スプリングスティーンもパワフルですごかったです
61.小さい頃の記憶
母は難しい人でしたが、時々素敵でもありました。
友達ときちんとモノを分け合いなさい、独占はいけないと教えてくれました。
62.20歳のころ 父母の作業の稲刈りを手伝った折の田畑の風景
青空が深く大きく広がったその風景が深く鮮やかに残っています。
63.小さい頃 一人で山や川で遊びました。
山で栗を拾い、川では魚を獲ったり沢蟹を獲ったりしていました。
川の匂いや音や風景。
64.高校の時、何かの行事で登った山。
季節は秋で 山道を下っていたとき 顔を上げたら 向かいの山の
急斜面一面が鮮やかな紅に染まっていた。
その色の記憶
65.ユーリズミックス(イギリスのバンド) スタイリッシュで素敵でした
66.スティング とにかくカッコよかった
67.焚き火の匂い
68.小さい花 大きいきれいな花
69.季節の野菜 春のナバナ タラの芽の天ぷら
70.おいしい果物
71.おいしい料理 作るのはあまり得意とは言えません。
作ってもらって食べるのはわくわくです。
72.運転を始めたのが47歳です。それまではペーパードライバーでした。
50近くになって車を持って運転できるようになるとは
思っていなかったので、自由にドライブできる自分は素敵です。
73.怖がらずに人と話せる最近の自分
74.自宅で焼くおいしいライ麦粉のパン
75.紅茶とコーヒーが好き インド風スパイスミルクティーを美味しく
入れることができます。
76.東京から連れ帰った花が生んだ猫の大吉。とにかくかわいかった。
77.中学校くらいの数学の問題。パズルみたいで面白いです。
78.東京にいた時代 たくさん映画を見ました。
ガープの世界が好きでした。
当時理由はわからなかったけれど「普通の人々」を見て大泣きしました。
79.フェリーニの描く異世界がすごく印象に残っています
80.キューブリック
81.コッポラ
82.たくさんのSF映画
83.大学時代は楽しくて わくわくがたくさんありました。
自分を違和感なく受け入れてくれる集団
84.私がいた研究室の先生は英語の先生でしたが
マンガとSFが大好きで 大人のイメージをひっくりかえす人でした。
学生にとても好かれていました。私もずいぶん大切にしていただいたと思います。
85.今はなにもなくても、自分ひとりで感覚が満ちて 落ち着いているときが
静かに幸せです。