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テーマ:今日の健康状態は?(10620)
カテゴリ:健康趣味
「歩く」ということに関して 思い出してひさしぶりに朱鯨亭さんのところに行き、文章を読んで思い出したことがありました。 2年前の夏から去年の3月まで、うちに来ていたK君のことです。 K君は当時 中学校の3年で高校受験を控え、頼まれて私が受験対策で英語を教えていたのです。 私、最近学校教育のあり方に 種々の疑問を持っていて、子どもに勉強詰め込むのもなんかな~と思うところもあり、あまり乗り気じゃなかったのですが、 結局、けっこう面白かったです。
いや、まあ、成績はね、勉強したぶんだけそれなりに~程度で、K君自身が 英語って面白い!って感じるところまではゆけなかったんだけど、 でね~~~、K君、とってもいい子だったのだけど、信じられないほど心も身体もがんじがらめでカチンコチンの子どもでした。 昔、竹内敏晴さんという舞台演出家の人の授業を大学で受けたことがあります。 いや、当時は頭でわかっただけだったのだろうけれど、それはずーっと私の体の中に残り、一部の感受性は働き続けていたのだと思います。 それが、40代の終わりに太極拳を始め、その太極拳の奥に入り込むにつれて 私の身体への意識もどんどん深化していったようです。
K君の話にもどります。 きちんと学校に行って、いい成績を取って、いい就職先を見つけ、安定した生活をする。 定型通りに生きるのが人間としての幸せ!ということを疑わない家族に囲まれ、先生に教わり、友だちはいなくて、それでも頑張っていましたよ。 彼本人の思いを家族も先生もわかる人はいなかったし、なによりK君自身が そういうものがあるとは思ってもいなかったでしょう。 でもね、そういった彼の苦しさ、身体に全部表れているのです。 本当に身体が硬くてね、前屈をさせると手の先床上30cmくらい。 大変なところを生きてるなあ、と思いました。 でも、後で報告してくれました。 大吉さん!オレ、お風呂の中だと足ふにゃふにゃなの発見しました!! 彼の安息の場は、お風呂場の中だけだったそうです。 お風呂場のリラックスが、いつかどこでもできるようになるといいね。
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最終更新日
2014年10月05日 12時07分03秒
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