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テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:読書
いやはや、すみません。 ぺこ <(_ _)> さて、書かねばならぬ・・・と心に思っていた ソロモンの偽証の結論ですが 結局 萩尾望都さんのトーマの心臓とは違っていました。 これから最終章を読む人もいるので、ネタばらしはしません。
でも、まったくトーマの心臓とは無縁の小説だったのかというと、そうでもないとも思う。 少なくとも柏木くんの自殺という事件が始まりとなるところや、神原くんとの精神的なつながりが事件へと結びついていったという展開や、まあモチーフとしてトーマの心臓が 宮部さんの頭の中にあったんだろうと私は推測しています。 これくらいはよくあることで それはそれでかまわないし、別な調理法を見せてくれて面白かったな、とも思います。
ただね、コミックスはまだ手元にあるし、トーマの心臓 読み返すつもりなら読めるんだけどね。 もう40年前近くになるのかなあ、週刊少女コミックでトーマの心臓が連載されていたのが。 今思うと 私 どうもトーマの心臓に納得できないところあったのでしたよね。 だって、愛する相手のために 自殺するって、変じゃない? 今わかったのです。 相手をコントロールするための道具に自分の命を使ったということですよ。 だから、どんなに美しくストーリーが展開し ユーリがトーマの気持ちに寄り添うようになったとしても。
それやこれや。 映画についても あれこれ書いてゆきたいです。 おいおいね。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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